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内容説明
アイルランド王の娘チェッサは、彼に出会ったとたん、心を奪われた。顔に傷はあっても、クリーブは美しい戦士だった。だが彼は、チェッサとノルマンディー公の跡継ぎとを結婚させるために遣わされた使者だった。チェッサは政略結婚の道具となることを拒み、クリーヴに、自分が彼に惹かれていることを素直に告白する。クリーヴはそんな彼女に半ばあきれつつ、自分の使命を果たそうと、強引に政略結婚の準備を進めるが…。
著者等紹介
コールター,キャサリン[コールター,キャサリン][Coulter,Catherine]
1978年に作家としてデビュー。ヒストリカル・ロマンスで一躍注目を集め、現在ではロマンティック・サスペンスでも人気を博す
幾久木犀[イクヒサモクセイ]
宮崎県生まれ。英国ニューカッスル大学英語教育法修士課程修了。英語講師の仕事を経て翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
14
ヴァイキング三部作③ 1+2=3 正にそんな感じ。①のあの娘と②のあの男性が… そして両作品のメンバーのその後。新たに他国の王子やその家族達がそこに加わり、話がどんどん進んで行く。今回は、奴隷が出て来なくて気が滅入る事はなかったけど、実の娘に自分の子供を産ませるとか、姐弟で結婚させたりとか、おぞましい所もあったけど、このシリーズは面白かった。2021/10/10
矢田ふみえ
1
何か今一つ訳がわからん。魔術は何?2015/09/08
kazunorie
1
出てきた登場人物の後々までお話を続けてくれる作者ってスゴイ。しかも、どのキャラも波瀾万丈すぎる。いや、3部作というものは、そんなものなのかしら。チェッサの物語が3つの話の中でも一番破天荒な気がします。2014/09/09
月夜
1
★★★★☆これまでの登場人物がほとんど出てきて大活躍するのはシリーズ最終話の期待を裏切らない。ヒロインを巡ってあっちに行ったりこっちに行ったりは地図がないと壮大さを味わえないかも。どんでん返しにつぐどんでん返しで、やっぱりコールター!万歳!ってな満腹感を得られました。ヒーロー父絡みの話がもっと見たかったし、後日何らかの伏線になるのか?と期待大。2011/01/27
くろうさぎ
1
ヒロインは「戦士と美しき人質」に出てきた王になった男の娘ですね。義母は相変わらず蛇のような性格ですね。ヒーローは「戦士と誇り高き王女」でラーレンを助けたクリーブです。今回は場所もあっちの家こっちの家と移動して、ヒロインは何度も拉致られるし、ヒーロー父はすごい人だし、、なんだか盛りだくさんでした。2009/01/05