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内容説明
閉鎖された映画館が、長い時を経てリニューアル・オープン。記念に映画祭が開かれ、多くの映画関係者が招かれた。なかでも主役は伝説の大女優ヘッダ―かつて、愛憎劇の果てに起きた殺人事件により、映画界を追われた魔性の女。そして今ふたたび、彼女の周りで血が流れることに。はたして往年の大女優は稀代の悪女?それとも悲劇のヒロイン!?六十年前、殺害現場を目撃した幽霊探偵と、書店主ペネロピーが真相を探る。
著者等紹介
キンバリー,アリス[キンバリー,アリス][Kimberly,Alice]
2004年『幽霊探偵からのメッセージ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たち
30
幽霊探偵ジャックとペネロピーの距離が、巻を追うごとに近づいていくのが面白いです。特に、ペネロピーの夢での、ジャックの過去事件では、以前はただの傍観者でしかなかった彼女が、ジャックと共に活躍し、現在の事件について話し合ったり、その他諸々色んな事してますね…。日本でいえば、こういうのは憑りつかれているっていうんでしょうが、と~ってもいい感じだからいいんじゃないかな。2017/06/26
飛鳥
25
面白かったです。コージーらしいテンポよく進む会話や設定と本格的なミステリーで最後の最後まで謎解きが楽しめました。幽霊の探偵と書店主のペネロピーとのコンビが斬新で面白かったです。2017/03/16
ジュール リブレ
11
小さな町がどんどん騒がしく…。ジャックも、ますますハードボイルドになってきた★2010/10/09
そら@真面目にダイエット中
7
うーん。なんか、最後にばばばば!って解決しましたって感じだったかも。2021/09/01
さえぽん
6
1949年に死んだ私立探偵の幽霊と、書店を経営する未亡人が事件を解決するコージーミステリー。現代の殺人の捜査が進むにつれ合間に挿入された過去の事件の謎も明かされて行く、幽霊探偵と言う特殊な設定ならではのストーリーでした。2020/07/20




