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内容説明
美しく静かなクランベリー島で、小さな朝食付きホテルをはじめたナタリー。経営は崖っぷちながら、お手製の朝食とお菓子は絶品と大評判。ところが、島にリゾート開発の魔の手が迫り、このままではナタリーの宿も潰されることに。なんとかして食い止めなければ!そう思った矢先、岸壁で開発会社社長が遺体となって発見された。開発に猛反対していたナタリーは真っ先に疑われてしまい…!?B&Bのオーナーが、泡立て器を片手に名推理するシリーズ第1弾。
著者等紹介
マキナニー,カレン[マキナニー,カレン][MacInerney,Karen]
ライス大学卒。広報ライターを経て2006年に『注文の多い宿泊客』でデビュー。同書がアガサ賞の処女長篇賞にノミネートされ話題となる。メイン州およびニューファンドランドの島で多くの夏を過ごし、現在は夫、子供ふたりとともにテキサス州オースティン在住
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椛
20
主人公、ついてないというか、可哀想すぎる気が?2018/11/03
ジュール リブレ
18
米メイン州グランベリー島のB&Bが舞台。孤島の閉鎖社会を舞台に殺人が起こるのだけれど、アメリカの気質か、サバサバして明るいミステリー。 副題の“朝食のおいしいB&B”… でも、やっぱり朝食は和風がいいかも。2010/10/20
giraffer SACHIヽ(*^^*)ノ少しずつですが毎日読んでます!
12
こちらも大好きな、いつか原書でも読みたいシリーズ。 イベントの《アガサ賞》絡みで再読。 この巻のみ、原書で一度、挑戦済み。 メイン州の小さな島が舞台なので、ロブスター漁の住民が多い。転職、貯金をはたいて念願のB&Bを始めた主人公の作る、パンケーキ、サラダやクッキー、大きな(多分)冷蔵庫から取り出す材料の描写だけでもおいしそうでうっとり・・・2015/05/24
Hika
10
やっとこさ読み終えた(-_-) 前半はなんか重くて何ヶ月もかかったけど(笑)後半はすいすいーと。 すげー怪我してるよなぁ。 久しぶりに読んでる本が一つ消えました✨2015/10/25
あつぼう
10
とりあえず一作目という事もあって、まだまだキャラクターが作りきられてないって気がしました。これはこれから改善されるんやろうけど。主人公ナタリーの経営する小さな島にあるB&Bは時間の流れが緩やかで泊ってみたくなりました。都会とは違う時間の流れがこの本の中にはありました。朝食が美味しいってふれ込みやけど読んでいてそれほど美味しそうって思わなかった(笑)。コージーには定番となってる嫌な刑事と魅力的な男性も登場するし事件と同じくサイドストーリーの展開も楽しみです。巻末にはレシピも掲載されてるので甘党の人はどうぞ。2010/01/25