- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
晴れて弁護士に復帰したケンドラ。これからは、ペットシッターでも法廷でも大活躍!と意気込んだ矢先に、なんと相方の老弁護士が殺されてしまった。口の悪い彼のこと、容疑者候補はあとが絶えず、目撃者といえば彼の美しいコンゴウインコだけ。ところが、普段は口まねなどしない気難しい鳥が、事件の後に珍しく歌いだした―その曲はケンドラもよく知る、あの人の携帯着信音。鳥が犯人を語るですって?信じられない思いを胸に、たどり着いた人物とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつぼう
4
3作目にしてついに弁護士に復帰したケンドラ。ペット探偵というサブタイトル通り弁護士に復帰してもペットシッターは続けています。さぁ~これからという矢先に自分の相方でもある老弁護士が射殺されます。彼のペットでもあるコンゴウインコが事件の目撃者。そうなると必然的にケンドラの出番ですね。口が悪い老弁護士やから容疑者がたくさんいてるけど、今までの経験を基にケンドラは犯人探しを開始します。そして彼氏でもあるジェフとの関係も山あり谷ありって感じで公私とも大忙しのケンドラでした。次はどんな動物が出てくるのか楽しみです。2009/11/01
りり
1
★★★☆☆弁護士に復帰して早速、殺人事件。職場で地位を得ればペットはなんでもOKなのか。ゴージャスガールの大きな鳥かごなんて車移動でも大変そう。ジェフとの関係はなあなあで容疑者リストの一番上でも同情半分だわ。なんとかケリはつけたけどちょっとイヤ。続き物の再開は今となっては難しいからもう読めないよねぇ。中途半端なことも衰退の原因だよなあ。3/92016/02/15
寧々子
1
犯人探しの方法、ケンドラの素人探偵のスキルは全然上がっていない。 確信も根拠もないまま、自分で作った容疑者リスに名前を挙げた人達に、「自白する?」「あたなが犯人?」みたいな事を言って名誉毀損にならないのかな? メインの犯人探しよりもペット絡みのトラブルを解決するサイドストーリーのほうが面白いから好き♪2008/03/28
ロックイ
0
タイトル通りだとしらけるなぁと危惧しながら読み始めましたが杞憂でした。バランタインが弁護士業を再開したのでペットシッターのシーンが最初に比べてかなりはしょられていたのが残念でした。その代わりというか、探偵調査のシーンは、緊張感とユーモアのバランスが丁度良く、個人的には今までで一番好きでした。日本ではまだ次巻以降が発売されていませんが、気長に待ちたいです。2016/03/06
きじねこ
0
出てくるペットたちは可愛い。ケンドラの捜査方法はかなり強引。結末もかなり強引。こんな方法で勝手に調べたら問題にならないのだろうかと思う。あまり深く考えず、動物たち、可愛いと思っていたらいいのかも。2012/09/05