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内容説明
チェチェン系イスラム原理主義者のテロリストが、シベリアの旧ソ連軍基地の奪取に成功し、16基の核ミサイルを「人質」に立てこもった。ロシア政府の要請を受けて急行した米国海兵隊大尉、スコーフィールドのチームは、謎の傭兵部隊の集中砲火を浴び、壊滅寸前に追い込まれる。現場では、米国陸軍特殊部隊隊員の首なし死体が発見された。“敵”の正体は何なのか…。ノンストップ軍事サスペンス「案山子」シリーズ第三作。
著者等紹介
ライリー,マシュー[ライリー,マシュー][Reilly,Matthew]
1974年、オーストラリアのシドニー生まれ。22歳のときに執筆したCONTESTが注目され、1998年に『アイス・ステーション』(ランダムハウス講談社刊)でデビューを飾る
松田貴美子[マツダキミコ]
大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
5
◎ 米国海兵隊の「案山子」ことスコーフィールド大尉の活躍を描くアクション小説。「アイスステーション」「エリア7」に続くシリーズ第三弾。イスラム原理主義者のテロリストがロシアの核ミサイルを奪取した。「案山子」たちはロシア政府の要請で駆けつけるが、そこには謎の傭兵部隊がおり、壊滅寸前に追い込まれる。敵を倒して分かった事は、謎の組織が「案山子」を含む15人の男の首に莫大な懸賞金をかけていることだった。なぜ彼らは命を狙われるのか。ノンストップアクションは健在だが行き過ぎ。マンガのように感じる点が気になる。2011/02/15
tai65
2
星3つ2018/12/30
mimi_chataro
0
「物書き2世」と共に任務についた案山子。そこで待っていたのは「罠」だった。(潜水艦・建物、最後には施設全体を吹っ飛ばした案山子はフェアファックス君にからかわれる。)賞金稼ぎの飛行機を奪取し、狐やおっ母のもとへ。誰が、何のために案山子の命を狙っているのか? 謎を追って下巻へ。2013/08/24
mikappe_abcm
0
案山子が案山子が案山子が…急展開の第3作!
nur1202
0
(上下巻共通です。) 今度はマンハントものですか。 初っぱなから大規模な破壊を伴うアクションがあってとても楽しめます。 ま、ハリウッドの予算だけはかかってる B 級アクションな感じ。(^^ 上下巻の分量だけれど、通して楽しめた感じですね。 ま、作者の癖でしょうか、主要登場人物がぽんぽん死んだり、明らかに死んでいそうな人が実は生きていたり、主人公が明らかに危ない橋に気づかなかったりと瑕疵や矛盾も多い作品ではありますが。(^^; 2011/05/06