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内容説明
資金繰りが悪化している新興証券会社のCEOのギャヴァランは、ロシアの巨大IT企業“マーキュリー”のニューヨーク上場で主幹事の座を射止めた。調達予定額は20億ドル。喜びも束の間、“マーキュリー”の事業内容に虚偽があるという噂がネット上に広まる。株式公開まであと1週間。自社の倒産と損害賠償訴訟を回避し、真相を探るため、ギャヴァランが送り込んだ親友はモスクワで消息を絶つ。金融サスペンスの傑作。文庫化。
著者等紹介
ライク,クリストファー[ライク,クリストファー][Reich,Christopher]
東京生まれ、ロサンゼルス育ち。スイス・ユニオン銀行ジュネーブ本店のプライベート・バンキング部門に勤務した後、チューリッヒ支店に移ってM&Aを担当。1995年から執筆活動を始める
土屋京子[ツチヤキョウコ]
翻訳家。1956年愛知県生まれ。東京大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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