ランダムハウス講談社文庫
幽霊探偵からのメッセージ―ミステリ書店〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270100271
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「おれは私立探偵ジャック。いや、正確に言うと、ジャックの幽霊だ」なんて面白くない冗談―自分の経営するミステリ書店で売れっ子作家が急死。そして今度は幽霊のご登場?しかもこの幽霊こそが、死んだ作家の描いた主人公、私立探偵ジャック!?半信半疑のまま書店主ペネロピーは幽霊の力を借り作家の死の真相に迫るが…!?頭は切れるが体が動かない幽霊探偵と、体は動くが推理がいまいちのミステリ書店主の名コンビ誕生。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たち

38
ミステリの楽しみ要素は薄目ですが、登場人物が何といっても魅力的です。地縛霊(?)の探偵ジャック、今まであまり幸せじゃなかった未亡人のペネロピーとその息子スペンサー。一人で古い書店を守ってきたサディ伯母さん。ありがちと言えばありがちですが、幽霊ジャックとペネロピーの会話は楽しかったです。続き行きます。2017/06/11

28
さくさくと♪解説読んで!(◎_◎;)クレアの作家さんとは!こっちの方が好みかも。続編読みます(^o^)2015/05/07

にく

20
田舎のミステリ専門書店を舞台にしたコージー・ミステリ。探偵のハードボイルドさがいいスパイスになって作風が締まっている感じ。町の人たちの個性も光っています。ジャックにまつわる謎の解明を楽しみに続きも読んでみます。時折海外ミステリの著者名や探偵の名前が出てきてニヤリ。2010/11/18

ペルー

15
コクと深みの名推理シリーズの作者だと、読む直前に知る。期待しながら読み進む。 幽霊が相棒での件解決はアイデアとしては面白い。 自分が容疑者になり解決に乗り出すところも、未亡人で子供と伯母と共に書店経営のビジネスをしてるところも、コージーの定石通り。 事件はそれなりに凝ってはいたけど、犯人が明らかになる場面はちょっとあっさりしすぎかな。 次作では探偵が幽霊になった元となる事件が、もしかしたら明らかになるのかな? 読むかもしれないし、どうだろう。 私としてはコーヒーシリーズの方が好みかも。 2015/08/05

けいちゃっぷ

13
50年前の幽霊が棲みついてる書店ってどうなのよ、と思いつつ読む。 傾きかけた書店を立て直そうと人気作家のサイン会を開くが、なんとその作家が死んでしまう・・・。 書店の女主人と幽霊の掛け合いが面白かったが、ややハードボイルドながらミステリとしては小粒で意外性もない。 コージーとして楽しむのがいいのか。 367ページ 2016/10/19

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