にしむくさむらい―詩人choriの京都十二ヶ月

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  • サイズ B6判/ページ数 102p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784270006412
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0026

出版社内容情報

裏千家の長男であり詩人のchoriがみずみずしい詩と文で織りなす京都の四季

華道「未生流」次期家元の笹岡隆甫、大蔵流狂言師の茂山家長男の茂山宗彦らと共に、京都の伝統と革新を担う次世代リーダーたちの一人、裏千家家元千宗室の長男で詩人のchoriが、詩と文で京都の四季をつづるフォトエッセー。みずみずしい感性を卓越したことばに乗せて、京都の時間と空間を逍遥する。

【著者紹介】
1984年、茶道裏千家16代家元千宗室の長男として生まれ、6歳から茶道の稽古を始める。中学時代から詩人として活動。2005年に第1回詩学最優秀新人賞を受賞。狂言師・茂山童司とのデュオ「chori/童司」をはじめ、詩を取り入れたライブパフォーマンスなどで幅広く活動する。中学時代、友人へのFAXに「千(せん)ヨリ」と書いたら「チョリ」と読まれたことがきっかけであだ名になった。

内容説明

変幻自在な言語感覚で注目される詩人chori。生まれ育った京都を題材にした初の「詩文集」。

目次

一月(神さま;京都情話 わが家の味)
二月(ただ春を待つ;京都情話 京都人うらおもて)
三月(鴨川にて;京都情話 友人考)
四月(波の花;京都情話 塩っ辛い人間)
五月(なんでもない旅;京都情話 においのあるまち)
六月(ひとりごと;京都情話 酒場あれこれ)
七月(コンチキチン;京都情話 夏偏愛)
八月(夜にひかり;京都情話 音楽の系譜)
九月(遠まわり;京都情話 京女雑感)
十月(消息;京都情話 なんとかの秋)
十一月(おめでとう;京都情話 にしむくさむらい)
一二月(みそか;京都情話 お豆腐とお茶)

著者等紹介

chori[CHORI]
詩人。1984年、京都は西陣生まれ。御幸町在住。中学時代から詩人を名乗り活動をはじめる。従来の詩の朗読という概念から逸脱した共時性の強いライブパフォーマンスは、ビート直系のスポークン・ワーズをも連想させ、散文から韻文、流行語から古語まで軽々と行き来することばの発信力は鮮烈な印象を残す。日本全国への遠征を頻繁に行うほか、2008年には狂言師・茂山童司とのユニットでヨーロッパツアーを敢行した。詩人、作家という肩書のほかに、livehouse nano(京都・中京区)のブッカーという一面も持つ。第一回詩学最優秀新人賞受賞

桑原優希[クワバラユウキ]
写真家。京都生まれ。16歳でニュージーランドへ留学。19歳で渡米、N.Y.へ。N.Y.市立ハンター大学にて文化人類学、芸術専攻。即興コンダクションの先駆者、Butch Morrisとの出会いをきっかけにミュージシャン、アーティストのポートレイト写真を撮り始める。現在は京都に拠点を移し、雑誌・広告媒体を中心に活動中。2009年にはテキスタイルデザイナー谷川幸とのコラボレーション写真をパリにて発表。2010年より、新宿大久保にて移民の子供たちに向けての写真ワークショップを展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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