ムーンショットデザイン幸福論

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784270006214
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

世界を股に駆けて活躍する工業デザイナー・奥山清行。心を熱くさせるものがない日本の若者たちに、「熱く生きること」の素晴らしさを説く。

内容説明

世界から日本を見つづける、国際的デザイナー奥山清行。幸福を探すデザインの旅はつづく。「ものづくり」から「ことづくり」へ。奥山スケッチブックの中味、目くるめくデザイン・フラッシュの数々、本邦初公開。

目次

1 僕が出会った幸福な人たち(ハルム・ラガーイ―一緒に歴史をつくろうよ;アンドレア・ピニンファリーナ―鳥肌が立った言葉 ほか)
2 モノと人の「幸福な関係」(子供の頃からフェラーリが好きだった;「ブランド」との正しい付き合い方 ほか)
3 「幸福な仕事」のキーポイント(人の褌と自分の褌;後世まで残るブランド ほか)
4 幸福を実現するためのプロジェクト(「アート」と「デザイン」が逆転している;「ダヴィンチ・プロジェクト」が目指すもの ほか)

著者等紹介

奥山清行[オクヤマキヨユキ]
工業デザイナー。1959年、山形県山形市生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。米国アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業後、ゼネラルモーターズ(米)、ポルシェ(独)のチーフデザイナー、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインの工業デザイン部長を経て、ピニンファリーナ(伊)のデザイン・ディレクターに就任。エンツォ・フェラーリ、マセラティ・クアトロポルテなどのカーデザインを担当した2006年独立、現在Ken Okuyama Design代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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もんらっしぇ

68
「フェラーリと鉄瓶」と重複する内容多々あり。しかし一つ知りたい情報を入手するため購入。彼のピニンファリーナ時代の優秀な同僚の仕事の詳細が描かれています。美しい車のデザインの多くは個人の才能のおかげだということを痛感。 フェラーリ360モデナやプジョー406クーペを担当したダビデ・アルカンジェリ氏。そしてBMWの5シリーズ/5代目のE60セダン/E61ツーリングは、エッジの効いた鷹の目をイメージするシャープなヘッドライト、テールランプが特長。残念ことに白血病により急逝。これが遺作となりました。 2023/06/08

ぐうたらパンダ

1
フェラーリ、ポルシェのデザイナーの中に日本人がいることを本書で初めて知った。フェラーリでは、デザインを試作するときあえて、高価で扱いにくい樹脂を使う話などいろいろ考えさせられた。2015/11/08

moleskine_note

1
フェラーリの王様"エンツォ"をデザインした奥山氏の著作。製品をどんなものを(誰のために)作るかを考えて仕事をするのか?についていろいろとモヤモヤさせてくれた。→"欲しくてたまらないものを作らなきゃ。'製造業という共通点の中、自分の仕事の中でも直ちに出来ることは少ないかもしれない。けれども、「じっくり歩みをとめずじっくり取り組むこと」と「フットワークよくスピード感を持って取り組むこと」この二つのジレンマと常に戦って行きたいなと考えさせられた。2012/12/29

fringant

1
フェラーリのデザインをしている人だから、もっとトンガッテルかと思いきや、ものづくりの楽しさを丁寧に伝えてくれている。ビジネス視点からもデザインを語っているしGOOD。ものづくりにマーケティングは不要と言ってくれていてとても共感!2011/01/24

Yoshi Yone

0
「ことづくり」と「自分を顧客と考えて未来の自分が好きになれること」、覚えておくべき点はそこだけ。本中の「ハイファイ」の言葉から「Hard-Fi(バンド)」を思い出し、久しぶりに「Hard To Beat」を聴く。楽しくなる本ですな。2013/07/05

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