内容説明
わが国プロダクツ・デザイン界の鬼才森正洋。氏の思想と行動の軌跡を、そして陶磁デザイナーとしてあらゆる分野の仕事の全貌を捉えた画期的作品集。
目次
森正洋の仕事、その未来（石山修武）
森正洋の仕事―モダンデザインと「表現」の工芸（金子賢治）
森正洋の世界（栄久庵憲司）
作品図版（伝える；味わう；憩う；組む；嗜む；遊ぶ）
資料篇（対談「工業化社会」における手仕事の意味（八木一夫；森正洋）
作品リスト）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エムコ
1
使われることを前提に生み出された陶磁器から感じることは「機能する美」。Ｇマーク選定作品が100を超えるという森正洋の全仕事を、170ページ数にまとめるのは大変な作業。にもかかわらず、整然としたレイアウトでコンパクトに美しくまとめられていてとても読みやすかったです。大げさでない、誇張しない雰囲気は森正洋の様式美にも通じるものが。あと、わがままを言っても許されるのであれば、作品はすべてカラーでみたかったなあ……。2010/03/25
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