出版社内容情報
和洋融合、日本の都市文化は「丸の内」から始まった。
日本を代表する都市センター「丸の内」の成立と推移、及びその特色について具体的な資料を元にした実証的な調査研究書。江戸幕末から丸の内がセンターとしてのまとまりを魅せた昭和初期までを多面的に捉え、都市文化論的にまとめる。
内容説明
日本のビジネスセンター「丸の内」を、実際の設計図から文学作品まで、膨大な資料のもと、極めて実証的に調査し、時間軸に沿って立体的に再現した「丸の内」350年の歴史パノラマ。
目次
1 江戸時代の丸の内(丸の内の原風景;下町、武家地と町人地の成立 ほか)
2 文明開化の足音―幕末から明治維新後の東京都心(~明治22年)(東京に近づく江戸;官有地化する丸の内 ほか)
3 丸の内に誕生した近代都市空間(明治23年~明治36年)(官有地払い下げの攻防;丸の内のグランドデザイン・イメージ ほか)
4 一丁倫敦から一丁紐育へ(明治37年~大正12年)(将来像の疑念からスタートした一丁倫敦(明治37年~大正元年)
第二十一号館から始まる一丁紐育時代(大正元年~大正6年) ほか)
5 第一期・丸の内ビジネス街の完成(大正12年~昭和15年)(帝都復興計画と都心(丸の内、日本橋、銀座)
一丁紐育の時代(近代オフィス建築の変化) ほか)
著者等紹介
岡本哲志[オカモトサトシ]
1952年東京都中野区若宮生まれ、法政大学工学部建築学科卒業。現在、岡本哲志都市建築研究所代表。博士(工学)。日本建築学会会員、日本都市計画学会会員。専攻は、都市形成史、都市論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Ryota Ishikawa
tohoho




