内容説明
友との約束を果たすため、財産も家族も投げ打って、南海のジャングルに戦友の遺骨を探し続けた西村幸吉の魂の記録。
目次
頭蓋骨
幼少時代
兵士
ニューギニア
ブリゲードヒル
撤退
白豚と黒豚
帰郷
仕事
残留日本兵
家族
着手
始動
弁当箱
一本木
船乗り
遺灰
遺品
頭蓋骨 その二
政府の職員として
帰還
今西
慰霊祭
幸子
最後の姿
著者等紹介
ハペル,チャールズ[ハペル,チャールズ][Happell,Charles]
1962年、オーストラリアのジーロング生まれ。ジャーナリスト。メルボルン大学で政治学を専攻、1984年に同大学を卒業後、主に連邦政府の政治に関する記事を手がける。後にスポーツ関連記事の執筆に転向し、海外に移住。ロンドンで勤務後、ロイター通信ミラノ支局に勤める。1993年に「The Age」新聞社に入社。2002年にスポーツ記事の編集者になる。現在はメルボルン在住
丸谷元人[マルタニハジメ]
1974年、奈良県出身。オーストラリア国立大学卒業。同大学院博士課程前期中退。オーストラリア国立戦争記念館(キャンベラ)通訳翻訳者を皮切りに、長年通訳翻訳業務に従事。その後パプアニューギニアへの投資促進のためのコンサルタント会社を設立。2004年シドニーにおいて、映像製作会社のアシスタント・プロデューサーとして、ニューギニア戦に関するドキュメンタリー『Beyond Kokoda』を制作。同作品は2009年、第7回オーストラリア有線放送大賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞、第51回ロギー賞最優秀ドキュメンタリー部門ノミネート。東京都練馬区在住
北島砂織[キタジマサオリ]
静岡県出身。静岡大学法学科在学中、米国ネブラスカ大学に留学。卒業後、外資系証券会社に4年間勤務ののち、退職。アジア学院(栃木県)にて有機農業と途上国の農村開発を学び、開発と食のつながりに関心をもつ。アジア経済研究所開発スクールを経て、コーネル大学国際開発修士課程修了。2003年より国連世界食糧計画(WFP)に勤務。ネパール事務所にて、ブータン難民プロジェクトならびに農村開発プロジェクトを担当。2006年より、バンコク事務所にてドナーのパートナーシップ構築業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小鈴
flatone
Tadashi Totsuka
芸術家くーまん843
Sae