ひとり連句春秋―能力アップのための言葉遊び

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270004999
  • NDC分類 911.38
  • Cコード C0092

出版社内容情報

町田康氏絶讃!「感心したり驚いたりして読むうちに気がついたら自分の脳がトレーニングされていました。
脳梗塞で倒れた流行作家が脳のリハビリのために、日本伝統の連句という言葉遊びに挑戦して、新たに創り上げた野坂ワールド。6年前に脳梗塞で倒れた人気作家・野坂昭如が、脳力アップのために、日本の伝統的な言葉遊び「連句」にひとり挑み、まさに異色の歌仙ー『春の寝床』の巻と『秋の朝』の巻のふた巻きを完成させる。その句作実践の記録はまた、連句とはなにかという問いに分かりやすく答える。野坂昭如が実践を通じて、読者に贈る連句入門の書でもある。

内容説明

脳梗塞で倒れた作家・野坂昭如が、連句という言葉遊びで脳リハビリに取りくみ、1年半をかけて新たに創り上げた異色の野坂ワールド。

目次

1章 手始めに俳句から(野坂さん、脳梗塞で倒れる;四年振りに合う野坂さん;小説家の脳の力;後遺症としての言語障害;まずは、俳句で脳力アップ;五年振りの一句;セーラー服の薄き胸;バレ句も句のうち;与謝野晶子の「いまうつくしき」;野坂さんの「寝たがり病」;雨蛙今年はどこが飢えるやら)
2章 連句で磨く脳の力、創造の意欲(俳句だけではもったいない;言葉遊びとしての連句の楽しさ)
3章 実践編 春の歌仙「寝床の中」の巻
4章 実践編 秋の歌仙「秋の朝」の巻
5章 連句を楽しむために

著者等紹介

野坂昭如[ノサカアキユキ]
1930年鎌倉生まれ。神戸の空襲で義父を失う。新潟の実父に引き取られ、新潟高校卒、早稲田大学仏文科中退。CMソング、コント、テレビ台本作家を経て、63年、小説『エロ事師たち』を発表、三島由紀夫、吉行淳之介たちから高い評価を得る。「火垂るの墓」「アメリカひじき」で直木賞受賞。2003年脳梗塞で倒れ、現在、リハビリ中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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