内容説明
生きた、愛した、戦った、だれもがヒロインだった。苦しかったあの頃、楽しかったあの頃が蘇る。昭和を描いた素晴らしい映画をもう一度。
目次
戦前篇(不況が戦争を後押しした―自己主張するヒロインの登場;いざ大陸へ、満州国へ;日中戦争が日本を変えた;日米開戦へ―国際スパイ団と国賊を支えた女性たち;特攻の論理と真実;それは核時代の幕開けだった)
戦後篇(民主主義がやってきた―平和の担い手となった女性たち;戦後は終わったか;経済成長の光と影;テロ・消費文化・沖縄返還;バブル景気と昭和の終わり―「女性の時代」を駆け抜ける)
著者等紹介
川西玲子[カワニシレイコ]
1954年生まれ。1980年中央大学大学院法学研究科修了。政治学修士。30歳を過ぎてから仕事を開始するも子育てとの両立が難しく、疲れて退職。なりゆきでフリーランスに。様々な仕事を経て、今は東京学芸大学非常勤講師。JCLU(社)自由人権協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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