内容説明
南米ペルーに南北にのびるアンデス山脈。その奥深くにあるという、雲にいだかれた空中都市。かつてインカの民は、スペイン王に拷問されてもその場所をけっして明かさなかった…。ふもとからも山道からも、まったく見えない町―そこにどんな秘密がかくされているのか…?若き考古学者カイロ・ジムが謎にせまる。
著者等紹介
マクスキミング,ジェフリー[マクスキミング,ジェフリー][McSkimming,Geoffrey]
オーストラリア、シドニー生まれ。子どものころ、祖母の家で見つけた古いフィルムに映る探検家の姿に心をうばわれる。以来、探検帽と半ズボンへのあこがれは消えることなく、古代文明や考古学にはまっていった。1992年に「カイロ・ジム(1)インディオの秘薬と謎の空中都市」でデビュー。シリーズは大ヒットとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あつぼう
2
本作ではペルーにある謎の空中都市を探しに行くのですが、その道中には困難が待ち受けてます。けっしてヒーローのようにカッコ良く困難を乗り越えていくわけではなく、汗と泥にまみれながら一歩ずつ進んでいきます。探検家といえばインディ・ジョーンズを思い浮かべるけど、全く正反対の印象を受けるのがカイロ・ジムです。レトロ感の漂うアドベンチャーなんで気軽に読める1冊だと思います。子供の頃に持ってた冒険心などを思い出させてくれました。 2008/12/16
けいねこ
1
「ちょっとヘタれだけれど、やるときはやる」と紹介されるカイロ・ジム。まだシリーズの始まりで、カイロ・ジム自身よりまわりのキャラクターのほうが個性的だったりしていますが、今後どんな展開を見せてくれるか、楽しみです。考古学の知識があると、より楽しめることでしょう。2008/07/18
哉-sai-
1
『インディオの秘薬と謎の空中都市』←まず、この副題にツボって読み始めた。登場人物もキャラが濃くて…中でもドロレス・デルテンポがインパクト大!頭から離れないし(笑)コンゴウインコのドリスみたいな相棒もいたら楽しそうだ。この原作は20巻まで刊行されてる『児童書界のインディ・ジョーンズ』と言われてる本の日本語版。なんつーか…訳者が合わない気がする。セリフの部分が淡々としていたり、その場の雰囲気というか空気がスパッと切られていたり…たまに「ん!?」と感じる部分が多かったように思う。原作自体がそうなんかな??2011/08/20
きゆやすか
0
6年生長男お気に入りに。2012/11/16
@~くん
0
×2009/05/15