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内容説明
偉大なる画家を破滅に追いやったレンブラント大傑作絵画の謎に迫る。
著者等紹介
グリーナウェイ,ピーター[グリーナウェイ,ピーター]
1942年、ウェールズ生まれ。画家としてロンドンで教育を受けた後、66年、短編『train』で映画制作を開始し、初の長編劇映画『英国式庭園殺人事件』(82)は批評家から絶賛される。その後カンヌ国際映画祭芸術貢献賞受賞『数に溺れて』(88)など意欲的な映画制作を続け、国際的なフィルムメーカーとしての地位を確立。また、美術館でのキュレーターや、舞台やオペラの脚本家としても活躍している
倉田真木[クラタマキ]
上智大学外国語学部卒業。シンクタンク勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきひと
1
同名映画の読書本。名画「夜警」の制作秘話的な内容。ちょっとえっーと思える不衛生な生活環境や、使用人や孤児に対する扱いなど気色悪いところもあってザワザワした気持ちのまま読了。ただ画家を取り巻く環境としては、宮廷画家がいる一方で17世紀のアムステルダムでは、画商の存在や金持ちがお金を出し合って集合写真的な絵を描いてもらうという時代になっていることを理解しました。2020/09/16
ぬ(ぬ)
0
映画の方は未観。名画の奥に隠されたどす黒い人間模様を暴く…というか夢想する(笑)ミステリ。スケベで駄目オヤジなレンブラント、金の亡者ばっかの市警団等の生臭い人物解釈が、実に「らしい」。矢継ぎ早に合いの手を入れる会話の流れなんかも、読んでて映像が目に浮かぶよう。…とは言っても、ミステリ的なスリルは別に感じなかったし、人物の名前もいちいち憶えてられないしで、決して面白く読めたとは言えない本。レンブラントの画家としての葛藤の吐露、デ・ロイのクレバーな立ち回りなんかは印象に残ったかな。2013/12/21
paxomnibus
0
同名タイトルの映画のノベライズ。映画で見た方が面白いのだろう。本では何に対しても均等に淡々と書かれているので重要な部分を読み飛ばしてしまう。内容的にもテーマとしても興味をひかれないわけではないのだが、もう一つ好きになれない。それは登場人物達の人間性というか人間臭さを打ち出すためだろうが、排泄や生殖に関わるいわゆる「汚い」表現が多すぎるから。溲瓶なんて単語、1ページに何個も見なくていい。ちなみに現代の研究では「夜警」の画面が暗くて夜に見えるのは、上塗りのニスが変色したせいで最初はもっと明るい画面だったそうな2019/08/29
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