内容説明
「文學界・別冊文藝春秋」「オール讀物」編集長を歴任した名物編集者による珠玉の文壇回想エッセー集。本物の編集者だけが知る本物の文士の肖像。
目次
私の文藝手帖その一(菊池寛と「真珠夫人」;回想の永井龍男 ほか)
ロング・インタビュー(平岩弓枝「私と小説とおるいさん」)
私の文藝手帖その二(ぽくぽくコミさん―田中小実昌;なつかしい思い出―田辺聖子 ほか)
対談(山口瞳「生活者の文学」)
私の文藝手帖その三(佐藤紅録と佐藤愛子;佐藤家の荒ぶる血 ほか)
ロング・インタビュー(安岡章太郎の小説世界)
著者等紹介
豊田健次[トヨダケンジ]
1936年東京生まれ。59年、早稲田大学文学部卒業。同年、文藝春秋に入社。「週刊文春」「文學界」「オール讀物」編集部を経て、「文學界・別冊文藝春秋」編集長に。その後「オール讀物」編集長、「文春文庫」部長、出版局長、取締役・出版総局長を歴任し、退社。現在は、文藝春秋社友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。