内容説明
21世紀の鬼才・宮島達男の美学「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」に挑んだ現代芸術批評の第一人者岡林洋会心の野心作。
目次
1 宮島達男・自作を語る
2 宮島達男の評論フォーラム(カリキュラマシーン―計算する肉体;アーティストが死を超えるとき―宮島達男『Mega Death』再び;「他者」へと向かう探検;宮島達男―「自然」としての七セグメント;「宮島達男」で読む、前世紀末美術界の一側面;宮島コンセプト「アートはあなたのなかにある(Art in You)」に込められた「ところ」の契機)
3 アートワールドを超えてBeyond the Artworld(ホスピスアート・プロジェクト;宮島達男ホスピスとアート;柿の木プロジェクト)
著者等紹介
岡林洋[オカバヤシヒロシ]
美術批評家、同志社大学文学部教授(美学・芸術学)。1952年大阪に生まれる。1983年大阪大学大学院博士課程修了。1992年~1994年、フンボルト財団奨学研究員(ミュンヘン大学)。1997年、大阪大学より文学博士を授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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