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内容説明
「リーダーになる人というのは、他者を率いるための特別な資質を、生まれながらにして神から授かっている」―こういう考え方はいまでも一般的だ。とはいえ、それが的外れなものであることは明白である。リーダーシップとは、学習によって身につけられる、あるいは身につけるべきものなのだ。もちろん、リーダーシップを「教える」ことが簡単だというつもりはない。だがそれをきわめて巧みにやってのけているのが、ハーバード・ケネディスクールのロナルド・ハイフェッツ教授だ。ハイフェッツは、「ケース・イン・ポイント」と名づけられた独自の教授法を開発して、さまざまな学生たちのために活用している。この教授法に著者が切り込み、その貴重な成果をまとめたのが本書である。
目次
1 変化の時代に求められるリーダーシップ―適応の仕事の創出
2 「どういうふうに始めましょうか?」―学生たちのさまざまな期待
3 ケース・イン・ポイント教授法の使い方
4 失敗を糧に―グループ演習の効果
5 存在感の強化―「歌セッション」から学ぶ
6 持続性のあるもの―言葉、イメージ、比喩の力
7 勇気と犠牲―学習プロセスをマネジメントするリーダーシップ
8 「リーダーシップ神話」を見直す
9 リーダーシップは学ぶことができる―ケース・イン・ポイント教授法の強みと限界
著者等紹介
パークス,シャロン・ダロッツ[パークス,シャロンダロッツ][Parks,Sharon Daloz]
ワシントン州クリントンのホイッドビー研究所が主催する「リーダーシップ・フォー・ザ・ニュー・コモン」ディレクター。シアトル大学でも教鞭をとる。ハーバード大学博士号を取得後、同大学の神学校、ビジネススクール、ケネディスクールの教員・研究員を経て現在にいたる。また、講義、授業、コンサルティングを全国的に展開しており、組織や文化の変化に応じたリーダーシップや倫理の形成に努めている
中瀬英樹[ナカセヒデキ]
1975年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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