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ブルー・オーシャン戦略―競争のない世界を創造する

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  • サイズ B6判/ページ数 294,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270000700
  • NDC分類 675
  • Cコード C0030

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内容説明

差別化、低コスト、コア・コンピタンス、ブランディング…。これまで数々の「戦略」がもてはやされてきたが、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、どれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになる。血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのなら、いま企業がめざすべきは、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン(青い海)」の創造だろう。本書は、T型フォードからCNN、セメックス、ニューヨーク市警察、シルク・ドゥ・ソレイユまで、過去120年間30以上の業界で生み出されてきたブルー・オーシャンの調査結果をもとに、未知の市場空間を創造し、差別化と低コストを同時に実現するための戦略を説き明かした画期的な書である。

目次

第1部 ブルー・オーシャン戦略とは(ブルー・オーシャンを生み出す;分析のためのツールとフレームワーク)
第2部 ブルー・オーシャン戦略を策定する(市場の境界を引き直す;細かい数字は忘れ、森を見る;新たな需要を掘り起こす;正しい順序で戦略を考える)
第3部 ブルー・オーシャン戦略を実行する(組織面のハードルを乗り越える;実行を見すえて戦略を立てる;結び:ブルー・オーシャン戦略の持続と刷新)

著者等紹介

キム,W.チャン[キム,W.チャン][Kim,W.Chan]
INSEADのボストン・コンサルティング・グループ・ブルース・D・ヘンダーソン寄付講座教授(専門は戦略論と国際マネジメント)。ヨーロッパ、アメリカ、アジア太平洋地域を本拠とする多数の多国籍企業の取締役や顧問も兼務する。『ハーバード・ビジネス・レビュー』や『スローン・マネジメント・レビュー』をはじめとする学術誌のほか、『フィナンシャル・タイムズ』、『ウォールストリートジャーナル』などにも論文や記事を多数寄稿

モボルニュ,レネ[モボルニュ,レネ][Mauborgne,Ren´ee]
INSEADの特別フェロー兼教授(専門は戦略論およびマーケティング)。その研究内容は『エコノミスト』、『ストラテジー+ビジネス』、『ロンドン・タイムズ』をはじめ、数々の紙誌で取り上げられている。『ハーバード・ビジネス・レビュー』、『スローン・マネジメント・レビュー』をはじめとする学術誌や『フィナンシャル・タイムズ』、『ウォールストリートジャーナル』などに論文や記事を多数寄稿

有賀裕子[アルガユウコ]
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

104
先日日経文庫の「ブルー・オーシャン戦略」を読んでこのような経営戦略があるということで興味を持ったので、最初に言い始めたこの著者の本を読んでみようと思い手に取りました。結構事例が多く参考になります。とくに第Ⅱ部の「細かい数字は忘れ、森を見る」という箇所はまさにその通りという感じです。2016/08/24

hit4papa

70
競争のない「ブルー・オーシャン」を創造するための戦略行動を著したものです。今となっては、誰もが耳にしたことのある「レッド・オーシャン」(競合が割拠する世界ね)、そして「ブルー・オーシャン」ですが、その経営戦略としての方法論には理解が及んでいないかもしれません。自分も、”競争のない世界を創造”すれば、ビジネス的な優位性を確保できる、なんて当たり前じゃん!ぐらいの認識でした。しかし、読み進めていくうちにブルー・オーシャンを創造するぞ!という根拠のない自信が漲ります。バリュー・イノベーションがキーワードですね。2020/04/08

James Hayashi

27
欧州経営大学院教授の著。既存のマーケットをレッドオーシャン(痛みを伴い時には流血)と名付けそれに対する新規マーケットをブルーオーシャンと呼ぶようだ。新しい概念(05年初版)であるが、過去にあった特徴的なビジネスを取り上げ、ブルーオーシャンという枠組みの中で説明しようとしている。つまり新しい戦略でなくそれぞれのマーケットで成功した企業のやり方をこの名で呼んでいるだけ。だが参考になり面白い。斜陽産業であったサーカスでシルク・ド・ソレイユは成長。リングリングサーカスは倒産。続く→2018/08/29

たかぴ

26
既存の競争ではレッドオーシャンを泳がなければ行けないが求める人が本当に必要な箇所を見つけること。別業種等を参考にして違う視点を見つけることが必要です。また、必要な視点を見つけたとしても組織を見直すにはコミュニケーションが絶対に必要である。この点も追求しているこの本は何度も見返して自分の血肉にしたい。ありがとうございました。2021/04/11

魚京童!

20
やる気になったら潰しにかからないと。大雑把だけど、方向性が明確になった。細かい資料と時間を確保してブルーオーシャンを泳ぎに行くから。2018/09/15

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