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内容説明
突然の拉致、監禁、過酷なテント生活の果ての解放―が、しかし、悪夢はふたたび訪れる…。南米に巣食う巨大誘拐ビジネスの実態が今、明らかに。世界最大の左翼ゲリラの秘密を暴いた衝撃の手記。
目次
第1部 一回目の誘拐(農場からの拉致;サンファンのFARC本部;サンファンからサシアへ;サシアの収容所;ドゥーダの原生林収容所;ドゥーダの小学校舎;ドゥーダ南部の収穫小屋収容所;ボゴタへ生還)
第2部 コロンビアと日本(果樹農業への思い;再び、コロンビアへ)
第3部 二回目の誘拐(農場からの拉致;独房;山小屋;野営;高知収容所;ボゴタ;日本)
著者等紹介
志村昭郎[シムラショウロウ]
1929年、山梨県塩山市に生まれる。1953年拓殖大学政経学部を卒業。郷里の公立中学校教師となり、その後サンパウロ日本人学校教頭に。ふたたび郷里で小学校校長を経、山梨県議会議員を2期(8年)務めたのち、1996年よりコロンビアで果樹農場経営に従事。1998年と2001年、ゲリラに2度誘拐され、それぞれ無事解放。日本・ブラジル文化交流に尽くした功績によりブラジル政府よりグランクルス・オールデン・サンフランシスコ章(文化勲章)を授与される
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