内容説明
愛する人は未来からやってきた。やがてくる別れの日を知っていた。その時はいずれやって来る、きっと来る。クレア、わたしたちはいずれ再会するだろう。そのときまで思う存分生きて、このとても美しい世界を味わってほしい。永遠にきみを愛している。時は問題ではないのだ。あまりに切ない、究極のラブストーリー。
著者等紹介
ニッフェネガー,オードリー[ニッフェネガー,オードリー][Niffenegger,Audrey]
1963年生まれ。コロンビア・カレッジ・シカゴのCenter for Book and Paper Artsで教鞭をとる。『タイムトラベラーズ・ワイフ』が処女作。現在は小説二作目にあたる、ロンドンのハイゲート墓地を舞台にした双子の姉妹のゴーストストーリーを執筆中
羽田詩津子[ハタシズコ]
お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
224
上巻は、困難を乗り越えてともかくも主人公の2人が結婚に漕ぎつけるまでを描いていたが、下巻ではさらなる苦難(クレアの度重なる流産、そしてヘンリーの死)の物語である。感動したという声も多いが、私は相変わらず醒めた眼で読み進めることになった。そもそも編年体で、この物語を再構成するとどうなるのだろうかと、ふと思ったが、すぐにそれが不可能なことに気が付いた。クレアが最初にヘンリーに出会ったのが6歳。そしてヘンリーは36歳。これ以降も時間のすれ違いが続く。結局のところ、私にはそのことに積極的な意味を見出せなかった。2019/11/24
NAO
66
突然姿を消してしまうタイムトラベラーの夫と、彼を待ち続ける妻の、恋愛小説。自分の意思であらかじめ準備した上でタイムトラベルするのと、まったく思いもしなかったときに 自分の意思とは無関係に別の世界に放り出されるというのでは、タイムトラベラーの意識や置かれる状況が格段に異なる。幼い頃から何度もそういったヘンリーの苦境を目撃してきたクレアだからこそ、その不安は果てしないものになるのだ。2020/08/20
せ〜ちゃん
21
★★★ 完結巻。 日本題『きみがぼくを見つけた日』。ガーディアン誌必読小説1000。 コレはタイムリープものなんだけど…主軸はラブストーリーだったと思ふ♡2021/06/23
maimai
10
ジャンル分けをするならば、エンターテイメント小説、それも、ロマンチック・ラブストーリーというようなことになるのだけれど、文章は意外に文学的というか格調高い。トリュフとかの高級食材を使ったラーメンみたいな感じ? いや逆か。高級料亭で出される豆腐料理。「たんぽぽ娘」や『夏への扉』の昔から、タイムトラベルと恋愛小説の親和性は高く、さまざまな物語が紡がれてきたけれど、ヴォネガット『スローターハウス5』的「けいれん的時間旅行」(ちょっと違うけど)のアイディアを持ち込んだのが本書の新味。2017/08/05
nob
8
20歳のクレアは、図書館で28歳の恋人ヘンリーと偶然再会し狂喜する。でもヘンリーがにとってクレアは見知らぬ人。彼が幼いクレアに会うのはもっと先、彼が30代になってからのことだから…自分の未来は知らなくても、お互い、相手の未来を知っている。運命より確信のある、でもなんだかいびつな二人の関係。2020/09/15
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