フューチャー・オブ・ワーク

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270000366
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0030

内容説明

「命令と管理」から「調整と育成」へ―。個人の自由、創造性、価値観を中核に据えた組織のあり方を具体的事例をあげて提唱。トップ・マネジメントとマネージャーのための21世紀型組織戦略論。

目次

第1部 来るべき革命(選択のとき;驚くべきパターン;ビジネスでの驚くべきパターン)
第2部 変容する組織形態(ゆるやかな階層制;民主制の利用;組織外のマーケット;組織内のマーケット;分散化のとき)
第3部 「命令と管理」から「調整と育成へ」(活動の調整;人材の育成;価値観を中心に据えたビジネス)

著者等紹介

マローン,トマス・W.[マローン,トマスW.][Malone,Thomas W.]
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院、パトリック・J・マクガヴァン記念講座教授。MITコーディネーション・サイエンス・センターの創設者で責任者。MIT主催の『21世紀型組織を考える』研究プロジェクト創設メンバー。リーダーシップ、IT(情報技術)などの講座を担当している。『ハーヴァード・ビジネス・レビュー』誌に論文を発表しているほか、本の執筆(共著、部分)や研究論文は五十以上にのぼる

高橋則明[タカハシノリアキ]
1960年生まれ。立教大学法学部卒業。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺり

6
長年の成功例として作り上げ出来た大規模組織による集中化を俯瞰した内容。集中化のメリットも記載した一方で、自由を捨て責任と意思を持たずに生きていける社会を作りあげている実情。情報伝達コストの低減を発端にした集中化はテクノロジーの発展によりその形に拘る必要がなくなっている。2004年に書かれた本だが全く古さを感じさせない。エピローグに記載しれている、先の見えない状況での解決策は、権限を持つ者に守ってもらうことを期待するのではなく、自分達で試すべき新しい方法を考えだすこと、という一文が印象的。2020/05/09

Koki Miyachi

3
久し振りのビジネス書。2003年と少し古い本だが、未来の仕事のあり方についての見識が紹介されている。孤立した個人がささやかな商売をしていた時代から、権限が集中化された階層性企業へ、そして劇的な情報伝達コストの低下が分散化されたネットワークの時代を迎えている。集中と分散という両極のメリットデメリットがあり、どうバランスして組織の持ち味を生かすかが本書のテーマだ。具体的な実例の紹介は、なかなか興味深い。この手の本にありがちな言い方を変えて繰り返す冗長性がやや鼻につくが、一度読んで損はないとは思う。2013/02/28

AKIRA

0
★★★☆☆2008/10/20

youco

0
分散化と集中を使い分ける2008/07/11

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