感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeakisky
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蛇、笑うサム、ロマンス、五つの熟した梨、汽車、愛の足蹴、かわいいやつ、ブランコに乗る勇敢な若者、恋、心高原にある者、十七歳、ジム・パトロスの死との斗い、入学第一日、コードロイのズボン、徒労の二日、オレンジ、の16篇。そして傑作なのは解説。アンタどうして訳して本まで出したのよ、と。いい気分で読み終えてこの解説、みんな多分怒るよね(僕は最初に大笑いしながら読んだ)。英米名作ライブラリーだよ。前半の斎藤センセイパートは棒訳。訳者の変わる後半はリズムもあり普通に楽しめる。初めて読んだものばかりなので価値はあった。2022/05/08