内容説明
山は昔からキリスト教修道士や軍の司令官、無邪気な旅行者、科学者、勇猛果敢な登山家らの挑戦を受け、画家や詩人、物語作家などの想像力を刺激した。山好きと読書好きに贈る山のアンソロジー。
目次
神の山
戦いの山
聖者と山
中世の登山者
ルネサンス期とバロック期の山
火山と人
理性の時代の山
モン・ブランの登頂
ワーズワスとコールリッジ
ナポレオン戦争後のロマン派詩人
科学者と山
アルプスの最盛期
背景としての山
雲中の修道院
マッターホルン
アルプスの谷間の人びと
アメリカ人と南北アメリカの山
一九世紀人と火山
石鹸を塗った棒
山の美学者
転落と不慮の死
二〇世紀初期の登山者
現代の山の詩
著者等紹介
笹本長敬[ササモトヒサユキ]
1943年兵庫県生まれ。関西大学経済学部、文学部英文学科卒業。同大学大学院博士課程(英米文学専攻)単位取得満期退学。1991‐92年ケンブリッジ大学在外研究。大阪商業大学総合経営学部教授。専攻は中世英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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