内容説明
文学と語学のコラボレーション。ことばが織りなすデザインを読み解き、英語の真髄に迫る。英語の魅力の原点への回帰。
目次
1 語りのデザイン(引用符付き間接話法の用法と機能―スコットとオースティンの話法;「自由」か「自立」か?―FREE INDIRECT SPEECHの訳語について;アングリア物語から自伝体小説へ―シャーロット・ブロンテの初期小説にみる語りの変遷 ほか)
2 詩的空間のデザイン(韻律のデザイン―ホメロスの英訳をめぐって;メタファーのデザイン;ミルトンの否定的表現とエピックシミリ ほか)
3 ことばの織りなすデザイン(要請文のアイロニー;対人関係をデザインする英語;前置詞と不変化詞の構造的デザイン―学習英文法への一提言 ほか)
著者等紹介
沖田知子[オキタトモコ]
大阪大学大学院言語文化研究科教授。大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了
米本弘一[ヨネモトコウイチ]
神戸大学国際文化学研究科教授。大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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