エロティック・アメリカ―ヴィクトリアニズムの神話と現実

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784269740280
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C3098

内容説明

プレイボーイとの不倫情事に溺れた女性作家ウォートン、移民の女性に人知れず愛の詩を捧げた哲学者デューイ、レズビアン疑惑を否定しきれない元大統領夫人ERなどアメリカの著名人たちのエロス的人間像を手紙と自伝と日記から深く大胆に読み解く。

目次

プロローグ ヴィクトリアン・アメリカ再訪
第1章 メイベル・ルーミス・トッドの異常な愛情―エミリー・ディキンソン家のスキャンダル
第2章 ボストン・マリッジとは何だったか―女性同士のロマンティックな友情
第3章 イーディス・ウォートンの不倫情事―女性作家の遅すぎた性の目覚め
第4章 知識人たちのもうひとつの顔―哲学者デューイと批評家メンケン
第5章 ヴィクトリアン・タブーへの挑戦―ドライサーをめぐる三人の女性たち
第6章 往復書簡のなかの同性愛者たち―エレノア・ローズヴェルトとF.O.マシーセン
第7章 シモーヌ・ド・ボーヴォワールの遠距離恋愛―英語で書いたシカゴの恋人への手紙

著者等紹介

大井浩二[オオイコウジ]
1933年高知県生まれ。大阪外国語大学卒業、東京都立大学大学院修士課程修了。関西学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

最近チェックした商品