酔いどれアメリカ文学―アルコール文学文化論

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酔いどれアメリカ文学―アルコール文学文化論

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784269730410
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C3098

内容説明

彼らは酒に何を求め、酒は彼らを何処へ誘ったか。伝記研究の成果と斬新なテクスト分析を縦横に駆使し、酔いどれアメリカ人作家の実像に迫る野心作。今、酒と作家の関わりに光があたる。

目次

第1章 酔いどれアメリカ文学序説
第2章 スコット・フィッツジェラルド
第3章 アーネスト・ヘミングウェイ
第4章 ウィリアム・フォークナー
第5章 ユージーン・オニール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

51
【常に酔っ払え。他のことはどうでもいい。大事なのは酔うことだけ。時の恐ろしい重荷が肩にのしかかり、地面に押しつけられる思いを味わいたくなければ――】アメリカ文学を代表する作家であり、同時に病的な酒飲みでもあった4人の作家(フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナー、オニール)の実像に迫った共同研究書。巻末に、年表と索引。<「酔いどれ」作家に向き合い、こちらもいささかなりとも文学的、文化的「酔いどれ」を気取ってみたい思いもあったが、それもまた「酔いどれ」の見果てぬ夢に終わってしまったかもしれない>と。2023/04/19

newhavana

0
B6版ハードカバー、各章各節末に注並び参考書目一覧あり、巻末に索引14ページ、本文中に白黒写真多数収録。第一章は序説で、第一節酔いどれ文学へのアプローチ、第二節酔いどれのエスニシティ、第三節酔いどれ・ジェンダー・セクシャリティ(女性と飲酒)、第四節酔いどれと創造性、第五節酔いどれナラティヴの系譜。残り各章でビッグネーム四人について言及されています。ビッグネーム四人のアルコール・ジャンキーぶりにあきれるもよし、面白がるのもよし、ファンなら一度はこの方面からの研究者の発言を知っておくのも楽しいと思います。2024/03/12

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