内容説明
ディック・ターピンが愛馬ベスに乗りロンドン‐ヨーク間１９４マイルを一夜で駆け抜けたという話は本当だったのか？１７世紀以降の幾多の文献を渉猟し、イギリスでは小学生でも知っている有名な伝説の真相に迫る。
目次
序章 時刻表トリックの先駆者
第１章 ディック・ターピン
第２章 追剥ぎは人気商売
第３章 ターピンの早駆け
第４章 エインズワースの影響力
第５章 スウィフト・ニックス
第６章 エインズワースの情報源
第７章 ターピン伝説の系譜とその形成
終章 ターピン人気の秘密
著者等紹介
南井正廣［ミナイマサヒロ］
１９５９年生まれ。１９８４年同志社大学より文学修士、１９９７年Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｋｅｎｔ ａｔ ＣａｎｔｅｒｂｕｒｙよりＭＰｈｉｌ． ｉｎ Ｅｎｇｌｉｓｈを取得。現在、同志社大学言語文化教育研究センター教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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