感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
30
半分くらいは既読の短編集。この大きさで見ると迫力があっていいですね。初期の絵はやや時代を感じさせます。姉妹の確執を描いた話が多いかな。2017/10/27
澤水月
21
何とお散歩ネコちゃん以外既読だった。キメィラはLGBTについて当時としては実に先見的。顔の石、ブルーロージス…91年は30になるかどうかで結婚しないとこの世の終わりみたいに言われてたんだなぁ。激変したな 2015/05/03
KAKO
18
ストーリー漫画が読みたくなって、本棚からちょこっと読もうと取り出したら、もうノンストップ。男女、母娘、姉妹、家族などなど、人と人の関わりから生まれる負の感情、確執の切り取り方、表現の仕方が、素晴らしく面白く引き込まれる、山岸作品の数々。姉妹の確執は怖い。表題作は、妹の方にも同情する余地はおおいにある。親の愛情の注ぎ方、表現の仕方がまずかったな。「学園のムフフ」はセリフの吹き出しが、まだ丸い頃の作品。吹き出しが四角になって、ちょっと硬さが増し、当初は嫌だったのを思い出した。2026/04/19
小夜風
17
【所蔵】再読。山岸凉子は同じテーマで作品を書くことが多く、同じような話がいくつもあって、混乱する(笑)。「常世長鳴鳥」と「キメィラ」と「瑠璃の爪」は、親として考えさせられる。どのように子どもを育てたら、こんな歪んだ人格になるのか…そして自分はちゃんと子どもたちと向き合い、愛を与えているか…。「顔の石」は日常の中のあまりにもリアルな怪異が怖いです。「ブルー・ロージス」は、29歳の処女の話。「水煙」は「日出処の天子」と同じくらいの時代かな?と思っていたら、蘇我馬子の父が出てきました♪2013/11/27
ぐうぐう
16
美しい容姿や、地味な外見、それに惑わされずに人間を見つめたとき、心の奥底に鎮座する、とても歪な悪意が見えてくる。そのことを山岸涼子は、本書に収録された短編の中で淡々と描いている。しかし、その悪意を、単に嫌悪し、否定するのではない。因果応報を説きながらも、悪意が生まれた過程を丁寧に綴ることで、どこか同情を滲ませている。さらにすごいのは、「ブルー・ロージス」に代表されるように、悪意に触れることで生まれる深い愛情があることを描いているところだ。2010/10/10
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