出版社内容情報
太公望、ついに朝歌に迫る!
孟津が、牧野が、朝歌城が、壮絶・感動の名舞台となる!
目次:
会盟/朝歌をめざして/最後の防衛線/青銅の武者/常昊の幻術/矢の雨/防衛線突破/牧野へ/領民の反乱/紂王覚悟/鹿台と共に
特別読み切り「虎はゆく」(韓信伝)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
文句有蔵
3
うーん。全22巻という壮大な物語で、全巻それなりに読みどころがあって面白かったのだが、最後はあまりにも呆気ない。紂王の絶望や苦衷といった胸中を、もっと描いて欲しかった。妲妃によって始まった物語なのだから、妲妃の最後こそ肝心だと思うのに、そこも在り来たりでがっかり。終わりよければ全てよしの真逆で、この巻の為に21巻までが台無しになってしまった感じ。残念☆「韓信伝」が収録されているが、短編ながら興味をひかれた。これは「項羽と劉邦」にも手を出さねばならんな(笑)巻末にて横山御大の事故死を思い出し、改めて合掌。2014/06/15
はる
2
最後の戦いの割には淡々としていた。紂王や妲己の戦略がなかった。2024/09/05
Hiroki Nishizumi
2
牛耳るの故事あり、そして地界へ戻る魑魅魍魎たち。物語は静かに幕を閉じる。解説がニクイ。2015/12/31
Kyo's
1
全22巻分まとめて感想。横山さんの遺作なんですね、この作品。安能務や藤崎竜の封神演義も読んだことがありますが、その2作は純粋にファンタジーとして楽しむ要素が強いのに対して、これは歴史物的要素が強いです。それでも天女や妖怪、悪霊などは出てくるので、その分、中途半端になってる印象があります。特に、出だしの数巻と最後が妙にあっさりしてて。その間の宮廷内の権謀術数や五関を越えていくところは濃くて面白かったですが。原作が神話のようなので難しいと思いますが、いっそ徹底的に歴史物に寄せてみて欲しかったなぁ。2016/05/11
MOTO
1
あれほど悪霊姫にメロメロであった王も、周の軍勢に敵わぬと知るや否やさっさと死ぬ覚悟を決める。これは潔いというよりも反省もせず死に逃亡したただの卑怯者。 前回、読破し終えて「後味悪い…。」と感じたのはこのラストのせいだった。 物語は面白く読めたが、悪霊も王も一端人の目に触れぬ場所で隠れただけ。 でも、真のラストなんてありえないものなのかも。2016/04/02




