感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲルダ
7
勧善懲悪のヒロイン物っていいな。美貌の碁名人の剣士。続きが読みたいけれど諸星さんの事だから7年後くらい?かな。2010/06/13
さえきかずひこ
4
碁の名人かつ剣技にも秀でる美しい女が活躍するふしぎなアクションマンガ。一見奇抜な設定だが、それをきちんと娯楽作に仕上げている著者の力量に感服せざるを得ない。ちなみにタイトルは「ごじょうでん」と読みます。2014/01/14
hibimoriSitaro
2
再読。2001年10月初版。碁娘伝でしょう,ファインマンさん。諸星さんの中華囲碁マンガである。美貌の暗殺者が対局を餌にターゲットを釣ったり裁いたりしてぶっ殺す。もっと続いてもらいたかったシリーズのひとつ。初出は1984年だからヒカルの碁は関係ないが,出版については囲碁ブームが寄与したかもしれないな。囲碁用語がひととおり出てき,初読時おれはちんぷんかんぷんだったがヒカルのお陰で今ならわかる。しかしあんなぐるっと回るシチョウが成立するんだろか(その程度か)。2021/02/12
ギネス記録に載るくらい世界最高のお湯。
1
殺しと囲碁の復讐劇。一見別物に見えるふたつがうまく結びついて痛快の一言。素性についてはあまり具体的に述べられておらず、そこがなんともミステリアス。かといって追う側もしつこく探るようなうざったさがない。ただ己れとの決闘に拘るあたり、やはり小気味いい。無駄なところはとことん省いて、それでも局所局所のはずしてはならない箇所はしっかり残す。もちろん例外はあるしこの作品においてだけかもしれないけど、あくまで面白さだけを念頭に置くならば、物語の作りに虚飾は必要ないことを痛感した。2016/12/13
Hiroki Nishizumi
1
「小盤を制する者、大盤をも制す」か、考えさせられる・・・2013/12/23