出版社内容情報
仲達は剣閣を襲って孔明を鹵城に孤立させる作戦にでる。孔明はこの期に及んでも、兵士と交わした百日交代の規約を守ろうとした。兵士達は孔明の徳に奮い立ち、魏軍を徹底的に叩きのめす。そこに家臣から、魏と呉が手を結んだとの嘘の手紙が届き、蜀軍は撤退。孔明は疲弊した国力を三年で回復させると、六度目の北伐を開始した。
目次:
約束/一通の手紙/木門道/六たび祁山へ/読みくらべ/敗軍/具眼の士/降伏者/夜襲
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
13
★★★★☆いつのまにか大出世していた張郃の死。曹操の時代からの臣下がまた一人逝ってしまった。そしてまたもや北伐の失敗。時の運だけは孔明に味方をしないことが不憫でならない。2020/03/30
gtn
11
司天台の占いに惑わされず、再度魏へ兵を出す孔明。初戦は司馬懿の策に嵌ったものの、リベンジを果たす。これも兵が孔明の恩義を感じればこそ。徳ある者が勝つ。2024/04/20
できるだけ
11
五度目の北伐。魏の張郃が戦死。その後、蜀は自国の李厳による米騒動で撤退。孔明は国内の充実を図るが、その間に関興が病死。六度目の北伐は呉との連携作戦。呉の皇帝孫権に楊儀と魏延をディスられるが正論過ぎて孔明はその見識に驚く。 この時点で蜀の武将って魏延、馬岱、姜維、王平、張嶷、呉懿くらい?魏延に頼らざるを得ないかな~。2020/02/12
コウメ
7
孔明の空城の計かっこいい2019/03/09
みゃーこ
7
再び司馬懿との対決。とにかく司馬懿は隠れて何も行動を起こさないというところしか能がないのだが、孔明はまさにそこのところで手を焼かされている。2012/12/03
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