出版社内容情報
静かな余生のはずが・・・・・・
なんでこうなった!?
ひとり静かに老後を送りたいお麓のもとへ
ふたりの幼馴染が転がり込んできた!
【目次】
内容説明
名主の書役として暮らし、歌を詠みながら安穏の余生を送ろうとしていたお麓の閑居へ、能天気なお菅と、派手好きなお修が転がり込んできた。さらには、お菅が空地で倒れた女と声が出せない少女を見つけてきてしまう…。お麓にとって騒がしい悪夢の日々が始まった。何が悲しくて婆三人つるまなければならぬのか―。泣いて笑える江戸の痛快小説。
著者等紹介
西條奈加[サイジョウナカ]
1964年、北海道生れ。都内英語専門学校卒業。2005年『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。12年『涅槃の雪』で中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞、21年『心淋し川』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.yamabuki
16
三人の婆のドタバタ人情劇場と思っていたが、それだけではなかった。助けた女の子の正体を探るうちに謎解のような興味をそそられ、その中で明かされる彼女ら3人の来し方に沁々する。そして何といっても西條奈加さんは文章が上手。テンポよくサクサク読め、それでいて情景が浮かび上がる秀逸な喩え。お麓に絡めて登場する和歌も、分かりやすく状況を表している。読み応え十分な作品。2026/06/30
よもへ~
1
幼馴染のおばば3人組が、さまざまな理由で同じ長屋に集うようになる。そして、あるキッカケから、声が出せない少女とも一緒に住むようになって……というあらすじ。テレビで時代劇を見ているように映像が浮かんでくる。 小説で起こる事件は重い内容なんだけど、この3人組にかかればコミカルになるから不思議。3人の性格は全然違うんだけど、それがいい。自分の似た性格の人だけでつるめば楽だろう。でもバラバラな性格だからこそ、景色が広がるというか、人生が豊かになる。年を重ねてそう思うことも増えた。まさに姥3人組のように2026/07/01
チャウ子
1
姥3名それぞれの個性が光っていた。 お萩が何者かも最後までわからず面白かった。 2026/06/21
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