出版社内容情報
戦国乱世、権力のためには親兄弟ですら容赦なく排除される。
目の前で繰り広げられる主君・織田家の家督相続をかけた骨肉の争い――おれたち兄弟は「馬の骨」でよかった。
やがて、関白として権力を手に入れ、「日輪の子」と称される兄・秀吉。
そんな変貌する兄を支え続けた生涯“二番手”の男の物語。
2026年放送のNHK大河ドラマで主人公となる天下人・豊臣秀吉の弟・秀長の生涯を、作家・高橋直樹氏が描き出す。
戦場跡で落ち武者の鎧や刀の追いはぎをしたり、木綿糸を売って生計を立てていた「はたらき者」の兄弟が、天運を手にして天下への道を歩んでいく。
権力を手に入れた兄・秀吉を陰ながら支えた秀長を独自の歴史考察を踏まえながら描く秀作――大河ドラマで興味をもった視聴者にも、ドラマがさらに面白く見ることのできる1冊。
【目次】
内容説明
織田信長による伊勢長島攻めで、兄藤吉郎(秀吉)の名代として初軍配を任された小一郎(秀長)。勝利が目前となった時、死兵と化した敵軍が織田方を急襲する。しかし、信長は因縁ある異母兄の救援に赴くことはなかった。その後も織田家で続く信長・信行兄弟の骨肉の争い。小一郎は、自分たち兄弟がはたらき者だった頃に想いを馳せる。その頃から兄には“天運”があった―。いま注目の豊臣秀長を迫力の筆致で描く歴史小説!
著者等紹介
〓橋直樹[タカハシナオキ]
1960年東京生まれ。92年「尼子悲話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。95年「異形の寵児」で第114回直木賞候補。97年『鎌倉擾乱』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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