京屋の女房

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京屋の女房

  • 梶 よう子【著】
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  • 潮出版社(2025/01発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267024498
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

江戸出版界の黎明期に、浮世絵師、ベストセラー作家、経営者、商品デザイナーと、今でいうマルチクリエイターとして活躍した山東京伝には、ふたりの妻がいた。前妻とは死別。後妻とは十七歳差。ふたりとも吉原の出身だった。後妻のゆりは、少々浮世離れした夫との暮らしに戸惑い、「出来た前妻」の影に嫉妬を覚えながらも、完璧な妻を目指して奮闘していく。京伝とふたりの妻にまつわる感動的な場面や、スカッとして笑える悪者退治の騒動など、読み応え満載の物語。大河ドラマの視聴と併せて、是非お楽しみください!!

内容説明

浮世絵師、ベストセラー作家、経営者、商品デザイナーとして活躍した山東京伝には、ふたりの妻があった。後妻のゆりは少々浮世離れした夫との暮らしに戸惑い、「出来た前妻」の影に嫉妬を覚えながらも、良き妻を目指して奮闘していく―。京伝とふたりの妻、そして江戸出版界の黎明期を賑わせた重鎮たちが躍動する!

著者等紹介

梶よう子[カジヨウコ]
東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞しデビュー。16年『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。23年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

143
元女郎のゆりが後妻に入った山東京伝の家は、至る所に先妻の思い出が染みついているとは『レベッカ』を思わせる。あまりに京伝と先妻が善良に描かれていて展開が心配になるが、騒々しい江戸の中心が舞台だけに凶悪な秘密など出てくる暇もない。弟の京山をはじめ蔦重に歌麿、馬琴や三馬ら名だたる文化人が京伝を中心に交差し、寛政の改革に翻弄されながら「楽しく生きる江戸」を創り上げようと奮闘する。そんな彼らを助けながら、ゆりも自然と仲間となり懸命に生きる姿が読んでいて楽しい。ある意味、痛快娯楽時代小説の精神を受け継いだ物語だった。2025/06/02

いつでも母さん

143
山東京伝!好い漢だわ。京伝に嫁した吉原出の二人の妻。病で亡くなった出来た前妻・菊に対する後妻・ゆりの葛藤が切ない(生き別れより死に別れが辛いというよね)菊が居たからこその今のゆりなのだ。わかっていても、女心を擽るよね(褒めてます)そして、度々やって来る滝沢馬琴が憎らしい(笑)イヤな奴だからこそ京伝が映えるとも言える。楽しく読めて読後感も良い。2025/01/23

mike

83
山東京伝は2人の妻をもった。先妻はお菊で彼女の亡き後後妻に入ったのがゆり。どちらも吉原の遊女であった。京伝はこの2人の妻をとても大切にし、夫婦仲もよかったという。優しく穏やかで粋で多才な京伝、やっぱえ〜男やな。好き(⁠ ⁠˘⁠ ⁠³⁠˘⁠)⁠♥そして馬琴の偏屈話はもはやテッパンエピソードだね🤣三馬の話は初めて読んだが、一言多いちょっとクセ強めとして描かれていた。2025/03/25

のぶ

81
山東京伝こと京屋伝蔵の2番目の妻となったゆり(元は玉屋の遊女「玉ノ井」)が主人公の物語。先代蔦重の仲介により身請けされ、伝蔵の2番目の妻となったものの、家の中、そして煙草入れ屋<京屋>、周囲の人たちの胸の中には今も亡くなった前妻、菊の姿が残っている。そうした中でゆりは、どうやって京伝の妻という位置を見つけていくのかが語られていく。前妻が余りに評判良く、義父母や周囲の人たちから好かれていたというのは、後妻としては辛いところだと思う。それぞれの人物が上手く色分けされて、面白い作品に仕上がっていた。2025/03/04

pohcho

64
山東京伝とふたりの妻の物語。少し前に読んだ「雪夢往来」と重なる部分があり。山東京伝はこちらでも人柄がいいというか、粋で鷹揚な人物として描かれていて好感が持てる 。曲亭馬琴は「雪夢・・」ほどではないけど、やっぱりちょっと感じが悪くて、妻のお百もひどい(他の作家も性格悪そうなので、京伝が特別なのかもしれないけど)仇討ちの話は「木挽町の仇討ち」を思い出した。大河で話題の蔦重に歌麿や北斎もいて、すごい時代だったんだなあと。2025/01/22

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