出版社内容情報
社会学者・開沼博氏が創価学会の現場に足を運び、
各地で人間に寄り添うネットワークを築く学会の原動力を探究!
外部からみた「創価学会の内在的論理」に迫る。
<目次>
序章 なぜいま創価学会なのか
第1章 強さの根源「座談会」
第2章 団地を支える「調和」の生き方
第3章 農漁業――偶然を必然に
第4章「人生の軸」探す若者たち
第5章 創価・想像の共同体
第6章「苦海」の不条理を越えて
第7章 変化の時代の「羅針盤」
第8章「グローバル化」の鍵
終章 創価学会取材を振り返って
特別対談 佐藤 優×開沼 博
あとがき
内容説明
この集団の秩序はなぜ持続可能なのか―。社会学者・開沼博が迫った創価学会の原動力と内在的論理。聖教新聞連載を待望の単行本化!佐藤優氏との対談を特別収録!
目次
序章 なぜいま創価学会なのか
第1章 強さの根源「座談会」(福島)
第2章 団地を支える「調和」の生き方(広島・尼崎)
第3章 農漁業―偶然を必然に(高知・北海道)
第4章 「人生の軸」探す若者たち(愛知・大阪)
第5章 創価・想像の共同体(沖縄)
第6章 「苦海」の不条理を越えて(水俣)
第7章 変化の時代の「羅針盤」(つくば・赤坂)
第8章 「グローバル化」の鍵(SGI)
終章 創価学会研究を振り返って
特別対談 佐藤優×開沼博
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはぎ
2
最後に収録されている、開沼さんと佐藤優さんの対談の中で、開沼さんが「この先、世俗化がさらに進んだときに信仰の動機がどう変化するのか。今後はそこを追ってみたいと思っています」とあった。社会的、経済的な問題が解決された先に鮮明に浮かび上がるものは各人の業しかないと思う。いくつもの前世から持ち越してきた善業、悪業、今世の、そして今の自分を形成している業そのもの。能力、性格、容姿、出会う人々、置かれる境遇、誰のせいでもない自分で自分を形成しているパーソナリティ。自分自身と本気で向き合わなければならない。2025/04/18