出版社内容情報
則天武后、楊貴妃、安禄山が繰り広げる攻防戦。
唐帝国の繁栄と没落を招いた皇帝の生涯を描く!
唐朝第六代皇帝・玄宗の光と影
大唐帝国の繁栄と没落を悠然と描いた絢爛たる一大歴史絵巻!
中国、垂拱元年(685年)、唐帝国の東部・洛陽で生を受けた李隆基は後に皇帝・玄宗となり、治世の前半は「開元の治」と呼ばれる善政を行ったが、晩年は楊貴妃を寵愛することで、「安史の乱」の原因を作り、唐の弱体化を招いてしまう──。
大唐帝国皇帝・玄宗の一代記を中国小説の旗手が描いた歴史大作! 解説=砂原浩太朗(作家)
内容説明
唐帝国の東部・洛陽に生を受けた李隆基は後に玄宗皇帝となり、治世の前半は「開元の治」と呼ばれる善政を行ったが、後半は楊貴妃を寵愛したことで政務を怠るようになり、唐の弱体化を招いてしまう。中国史上唯一の女帝・則天武后、世界三大美女の一人・楊貴妃、「安史の乱」を起こした男・安禄山らが織り成す、玄宗皇帝の光と闇を描く中国歴史大作!
著者等紹介
塚本〓史[ツカモトセイシ]
1949年、岡山県倉敷市生まれ。同志社大学文学部卒。96年、『霍去病』で文壇デビュー。2012年6月、『煬帝』(上・下)で「第1回歴史時代作家クラブ作品賞」受賞。14年10月、『サテライト三国志』(上・下)で「第2回野村胡堂文学賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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