出版社内容情報
イタリア・シエナの街でジェラートをつくるマッテオじいさんと孫娘のアンナ。
ある日、マーケットで古いジェラートの絵を見つけます。
それは、魔界にすむまじょがなくしたレシピだったのです。
「エッセレ デリジィ オーソ」のまほうのじゅもんを唱えると、
ながくのび~る、ふしぎなジェラートが出来上がりました!
いちばんおいしいジェラートを決める大会に出場するため、
ミラノを目指すマッテオじいさんとアンナに
まじょがあの手この手でじゃまをしてきます。
2人の“まほうのジェラート”はどうなってしまうのでしょうか……?
著者による細かな筆致の色とりどりの世界のなかに、魔女が見え隠れ
絵の中のさまざまな“発見”にも心が躍る作品
内容説明
まじょがなくした“まほうのジェラート”をめぐって、マッテオじいさんとアンナがイタリアじゅうをかけめぐる!「MOE絵本屋さん大賞」第2位。対象年齢:5歳以上。
著者等紹介
花屋光昭[ハナヤミツアキ]
東京都生まれ。法政大学卒。幼い頃から絵画に親しみ、独学でドローイングと油性色鉛筆で描くオリジナル作品を制作。世田谷美術館ギャラリーや銀座伊東屋、日本橋三越本店などで多くの個展を開催。近年ではぬり絵教室の講師や3Dボックスアートの制作など、活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロイヤルミルクティ
5
カラフルでかわいい。2024/10/18
遠い日
4
ちょっとレトロな色使いがすてき。描き込みも細やかで、隅々まで見るのが楽しい。魔法のジェラートの作り方を手に入れたマッテオじいさん。魔女がそのレシピを取り返しに来ますが、時すでに遅し。呪文までちゃんと頭の中に入っているからには、マッテオじいさんが作るジェラートにかなうものはなし。イタリアが舞台のお話なので、わたしの愛車の元祖もちらっと登場してわくわく。2023/07/21
エンファン
1
とても色使いが綺麗で、読んでいてワクワク出来て楽しかったです!ぬりえも楽しめました。2023/02/27
たくさん
0
料理におけるレシピっていうのはいわば魔法である。覚えてしまうということは何度も作ったあかしだし自分も楽しく繰り返したということでもある。マーケットの掘り出し物ってこういう出会いがあるからおもしろいな。誰かが作ったレシピを丸々コピーして世界一のジェラートだっていうのもオリジナルの人ありきだけれどそういう発想になるのが面白い。2023/09/04
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- 和書
- 陽暉楼 文春文庫