寄せ場のグルメ

個数:
電子版価格
¥1,830
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

寄せ場のグルメ

  • 中原 一歩【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 潮出版社(2023/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 36pt
  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267023842
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「山谷」の鰻、「魚河岸」のナポリタン、「深川」のめしや、「土手下」の焼肉、「三里塚」のジンギスカン、「鹿浜」のホルモン、「中山道」の立ち食いそば――。
巨大都市・東京の周縁で労働者が集まる「寄せ場」こそ、人間のあらゆる欲求を本能的にむき出しにさせ、「食」と地続きで都市に生きる人間の「生」を作りあげている現場なのだ。
食べるという行為が内包する「食べる喜び」と「食べなくては生きてゆけない辛さ」を、「寄せ場」で二十数年にわたって飲み食いを続けてきたノンフィクションライターが活写した。単なる消費のための情報ではない、切れば血の出る異色の「グルメ本」。
月刊『潮』で3年半にわたって連載され話題を呼んだルポルタージュが書籍化。
本書を読んだあなたは、今晩ひとりで赤提灯の暖簾をくぐりたくなるだろう。

内容説明

山谷の酒場と鰻、川崎の大衆食堂、横浜の市民酒場、深川のめしや、高田馬場の中国料理、銀座や渋谷の町中華、隅田川の立ち飲み屋、魚河岸のナポリタン、三里塚のジンギスカン、食肉市場のホルモン、足立の焼肉、中山道の立ち食いそばetc巨大都市・東京の周縁で労働者が集まる「寄せ場」を訪ね歩き、飲み食いを重ねながら、人間の「生」を活写した。月刊『潮』で大好評連載された異色のグルメルポがついに書籍化!

目次

第1章 東京最大の寄せ場「山谷」を歩く(上・中・下)
第2章 労働者の腹を満たす「めしや」
第3章 「食」が写し出す首都東京の光と影
第4章 “対談”寄せ場と「縁食」(上・下)藤原辰史×中原一歩
第5章 焼肉とホルモンから見える日本近代史
第6章 現代の「寄せ場」はどこにある?

著者等紹介

中原一歩[ナカハライッポ]
ノンフィクションライター。1977年佐賀県生まれ。青春時代、博多の屋台で働きながら執筆活動を開始。人物ノンフィクションや食をテーマに取材を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

DEE

6
主に日雇い労働者が集まる場所、寄せ場。そこで食されてきたものから寄せ場がどんな役割を担ってきたのかを考える。美食だのなんだのといっても、食べることって所詮は本能的で原始的なこと。人間の素の部分がよく出る。薄汚くて美味い店で肉肉しい焼肉が食べたくなった。2024/03/22

チョビ

4
ヘンな社会学者のそれよりずっと興味深い。社会的に身の置き場のない人たちのセーフティネットとしての食事処を取材。その食事処は家族のいる人、すなわち守られるべき小宇宙が存在する人が彼らを傷つけないため、寄せ場のルールを徹底する。食事処が彼らの親兄弟となって、外敵から守るかのように。ところが現在は社会全体が身の置き場のない人が増えていて、その食事処に異変が起きていることを静かに語る。そういう意味ではコリアンタウンや品川は「ビミョー」感漂うが、元寄せ場としての語りなんだろう。2024/04/10

chuji

3
久喜市立中央図書館の本。2023年10月初版。初出「潮」2019年8月号~22年8月号。加筆・修正のうえ再構成。酒場のはしご酒、春菊天蕎麦!やりたいけど、金力・体力・気力が衰えてきたオイラです。カウンターでポン酒一杯引っ掻けたいなぁ~ 初めは下戸だった著者が大瓶ビール、冷酒等飲んでいる文章があるけど、オイラと一緒の呑兵衛になったのでしょうか?2023/12/22

古本虫がさまよう

3
「寄せ場」とは「吹きだまり」のことで,「日雇い労働者が集まる場所」のこと。要は、山谷、釜ケ崎、寿町界隈。そんな場末の飲み屋での「グルメ」とは…。親が経営する薬局が倒産し、一家で「夜逃げ」を余儀なくされ、進路をめぐって父親と折り合いが悪く家出をして辿り着いたのが、博多の屋台(ラーメン)の仕事。「移動」するから「寄せ場」ではなかったものの「寄せ場所」。そういう体験をもつ著者ならではの一冊。そんな各地の「寄せ場」の「めしや」を訪ねて三千里ではないが……。ここに出てくる飲み屋で、足を運んだりしたところはなさそう。2023/12/19

niz001

3
関東中心なんで迷ったけど購入。意外にも知ってる店が多い。おそらく類書で見たのかも。最後の第6章の切り口が興味深い。2023/10/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20770893
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。