潮文庫<br> 人の樹

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潮文庫
人の樹

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267023781
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

樹は何を想い、そこに立つのか―
人と樹が織りなす不思議な物語の世界へ
お眠り、二本足のサルとイヌ。
あたしも一緒に瞼を閉じるわ。(「弔い花」より)
人と樹が織りなす不思議な物語の世界へ

『姉の島』で泉鏡花賞を受賞!

ああ、動くとはこういうことだったのね。「孤独のレッスン」
ここにわが息子とニームの若木との、婚礼の式を執り行う。「花嫁の木」
おれと死に別れた後、君はこんなに美しい木に生まれ変わったんだね。「逢いに来る男」
お眠り、二本足のサルとイヌ。あたしも一緒に瞼を閉じるわ。(「弔い花」より)
木が死ぬときって、どんなふうに死ぬの? 「深い夜の木」     
など全18編を収録!

生命(いのち)と魂を紡ぐ珠玉の連載短編集!

内容説明

音のない砂漠で途方もなく長い年月を立ち続けるサバンナ・アカシヤ(「孤独のレッスン」)。リラの木の娘たちが飛び立つ旅支度を整える種の姉(「リラの娘」)。樹は沈黙している。しゃべらない。動かない。そうして、地球上のどんな生物より長生きだ。そんなに生きて、樹は何を考えているのだろう。著者が出会った木たちにまつわる短編18編を収録。

著者等紹介

村田喜代子[ムラタキヨコ]
1945年、福岡県北九州市生まれ。77年『水中の声』で九州芸術祭文学賞を受賞、87年『鍋の中』で第97回芥川賞を受賞。90年『白い山』で女流文学賞、92年『白い山』で平林たい子賞、97年『蟹女』で紫式部文学賞、98年『望潮』で川端康成文学賞、99年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文学賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で第49回泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃお

4
ジャケ買い本。 妖しい雰囲気そのままに 様々な樹々が登場する。 語るのは、樹自身だったり 樹にかかわったひとだったり 前世が樹の人だったり。 何気なく見てきた樹々に、そっと語りかけたくなるような気分になる。2023/02/12

YH

3
短編はそんなに好きではないが、まあまあだった。歩く木の話や樹木との結婚についての話がいくつかあり、昔は木がもっと身近にあったんだろうなと感じた。出てきた木の姿など、想像出来ないものもあったけれど。2025/05/17

なんてひだ

0
1話完結の短い とても短い小説でした。木の名前が集めてみたらこんなにたくさんあるし 当たり前だけど全部違うし、それぞれに物語を作るって事 天才だと思う。モミの木が身近な感じがするかも、病人を家族に集団に森へ運んで森の生気で治すって 医療のない時代はこれが普通だと思う。全部が治癒できる訳じゃないのも真実味があるしグッと来る。オークの木が1番強いかな、お通夜に変身して出世した木々もマンガ日本昔話のようで印象的でした2023/05/06

バジルの葉っぱ

0
長い期間かけて短編一つずつを読んでいった。ファンタジックな物語のように書かれていながら、生と死を描く作品は妙にリアルにせまってくるものを感じた。 樹木婚や虫追いなどほんとうに伝わっている習俗を元に書かれた作品もいろいろ想像をめぐらすことができておもしろかった。2023/04/24

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