潮新書<br> 大相撲の不思議〈2〉

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大相撲の不思議〈2〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784267023262
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

相撲界の常識は世間の非常識?
時に物議を醸しながらも、かたくなに伝統を守り続ける相撲界の不思議は、知れば知るほどハマること間違いなし!
力士たちの激闘を通して、日本の文化・歴史を再発見する魅惑の相撲ワールド!

内容説明

命をかけた相撲の“粋”に元祖スー女・牧子ががぶり寄り!「横審の魔女」令和の日本でふたたび吼える!「まるで昔話?知られざる力士の日常」「塩も力士も乱れ飛ぶ ド迫力の最前列」「みっともない勝ち方はするな」…etc.角界に脈打つ勝負の美学、“幻の技”から珍事件まで、知っているようで知らない国技「大相撲」の舞台裏、とくとご覧あれ!

目次

1章 土俵を彩る舞台装置(徳俵―得をするから徳俵?女人禁制を表す“違い垣”;水、紙―決死の覚悟を込めた水盃 土俵に立てられた塔婆 ほか)
2章 土俵を支える人々(行司1―「はっきよいッ 残ったッ!」の意味 ヒゲの伊之助 涙の抗議;行司2―くやしかったら番付を上げろ 知られざる意外な仕事 ほか)
3章 まるで昔話?知られざる力士の日常(新弟子検査―シリコン注入で合格した舞の海 明記がなかった「男子」規定;相撲部屋―大相撲の根幹を成す部屋制度 しのぎを削る新弟子集め ほか)
4章 勝負はこうして始まる(取組編成―対戦相手が決まるのは前日 「割」とは何か?;張出―異例ずくめの大阪場所 張出に不満を示した西ノ海 ほか)
5章 熱戦の本場所(本場所―七五年ぶり二度目の無観客興行 力士の過密日程と休場者の続出;決まり手―宇良が決めた“幻の技” 前代未聞!この決まり手 ほか)

著者等紹介

内館牧子[ウチダテマキコ]
秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業。三菱重工業に入社後、13年半のOL生活を経て、1988年に脚本家デビュー。テレビドラマの脚本に「毛利元就」「ひらり」「私の青空」など多数。2000年から10年まで女性初の横綱審議委員会審議委員を務める。大相撲について学ぶために、03年、東北大学大学院文学研究科で宗教学を専攻。06年に修了。05年より同大学相撲部監督に就任し、現在は総監督。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

69
本場所が始まる前に読了できてよかった。5~6割は知識として理解できていたが、まだまだ奥が深い大相撲の世界。興行でありながら、宗教的なところも併せ持っているというところが、明らかに非日常なので惹かれるのだろう。興味がない人にはとことん理解できないジャンルだと思う。それで構わないけれど。2022/03/12

kawa

32
図書館新刊コーナーから。かつて横綱審議員で砂かぶり席で力士の下敷きになり肋骨の骨折経験を持つ著者による大相撲アレコレ。徳俵から始まって幟までの舞台装置と神事としての相撲の関係の解釈も興味深いが、それ以上に行司を始めとする裏方の人々の役割が面白い。行司って取り組み時の差配以外にも場内アナウンスや記録係(相撲字の熟達が必須)巡業時の座席割りや切符手配までするんですね。びっくり。怪我で将来を嘱望される若手力士の将来が危うくなる現在の相撲界のハード・スケジュールに対する著者の心配や公傷制度の復活提言は大いに賛成。2024/06/21

Tomomi Yazaki

27
内館先生の幼少期のお話から始まりました。なぜ大相撲が好きになったのか。そこには深い悲しみと、淡い恋心があったようです。そして本題の大相撲。まずはと徳俵。ベタな内容かと思っていたら、その役割や、名前の由来など、今まで気が付かなかったモヤモヤが晴れ、腑に落ちました。そのほか、知っていたことにももっと深い意味や役割があることを、この本で知りました。二の口や式守・木村の違い、それからなんと清めの水は、柄杓ではなく最初は盃で、双葉山が盃で水をつけている写真もあるとか。うーん、やはり年の功にはかないません。あ、失礼。2022/05/06

ようはん

25
大相撲に関する事柄で初めて知る内容も多くためになる。前巻でも感じた事であるが内館先生の大相撲にかける探究心は凄い。2023/02/25

gtn

23
張出制度が平成6年に廃止されたことに、今更ながら気が付いた。確かに、今の番付表には、両端に出っ張って記載された張出欄がない。本制度は文久3年から131年間続いたというが、伝統を頑なに重んじる割に、大胆な改変もする相撲界の不統一感が面白い。2024/07/26

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