出版社内容情報
相撲界の常識は世間の非常識?
時に物議を醸しながらも、かたくなに伝統を守り続ける相撲界の不思議は、知れば知るほどハマること間違いなし!
力士たちの激闘を通して、日本の文化・歴史を再発見する魅惑の相撲ワールド!
内容説明
命をかけた相撲の“粋”に元祖スー女・牧子ががぶり寄り!「横審の魔女」令和の日本でふたたび吼える!「まるで昔話?知られざる力士の日常」「塩も力士も乱れ飛ぶ ド迫力の最前列」「みっともない勝ち方はするな」…etc.角界に脈打つ勝負の美学、“幻の技”から珍事件まで、知っているようで知らない国技「大相撲」の舞台裏、とくとご覧あれ!
目次
1章 土俵を彩る舞台装置(徳俵―得をするから徳俵?女人禁制を表す“違い垣”;水、紙―決死の覚悟を込めた水盃 土俵に立てられた塔婆 ほか)
2章 土俵を支える人々(行司1―「はっきよいッ 残ったッ!」の意味 ヒゲの伊之助 涙の抗議;行司2―くやしかったら番付を上げろ 知られざる意外な仕事 ほか)
3章 まるで昔話?知られざる力士の日常(新弟子検査―シリコン注入で合格した舞の海 明記がなかった「男子」規定;相撲部屋―大相撲の根幹を成す部屋制度 しのぎを削る新弟子集め ほか)
4章 勝負はこうして始まる(取組編成―対戦相手が決まるのは前日 「割」とは何か?;張出―異例ずくめの大阪場所 張出に不満を示した西ノ海 ほか)
5章 熱戦の本場所(本場所―七五年ぶり二度目の無観客興行 力士の過密日程と休場者の続出;決まり手―宇良が決めた“幻の技” 前代未聞!この決まり手 ほか)
著者等紹介
内館牧子[ウチダテマキコ]
秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業。三菱重工業に入社後、13年半のOL生活を経て、1988年に脚本家デビュー。テレビドラマの脚本に「毛利元就」「ひらり」「私の青空」など多数。2000年から10年まで女性初の横綱審議委員会審議委員を務める。大相撲について学ぶために、03年、東北大学大学院文学研究科で宗教学を専攻。06年に修了。05年より同大学相撲部監督に就任し、現在は総監督。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
kawa
Tomomi Yazaki
ようはん
gtn