出版社内容情報
戸田城聖のもとで池田大作は、御書発刊という難事業に取り組んだ。
耳慣れない「インディアペーパー」「ヤンビー」という名の紙や羊皮。材料の入手から挑戦の連続となった“前代未聞の出版事業”のルーツに迫る。
第1章 教学なき敗北を超えて――御書の誕生
第2章 「身で読む」喜びを知る――研鑽の大波
第3章 「関西の戦い」の第一歩――法華経と御書①
第4章 仏とは女性部の「忍辱の心」――法華経と御書②
第5章 幸福を教え、増す日々――統監の労作業
第6章 この日を境に“関西は一変”――雨の大阪球場
第7章 男女はきらうべからず――女性たちの一念
第8章 大変な時ほど、御書を読む――難に立ち向かう
内容説明
創価学会は生命論に始まり生命論に終わる。軍部による弾圧、多くの退転、そして敗戦。戸田城聖は心に決めた。「学会に教学がなかったから、みな退転したのだ。これから教学をやろう」御書(日蓮の遺文集)の発刊、法華経講義、御書の研鑽…池田大作は戸田の構想を支え、前代未聞の民衆運動の先頭に立ち続ける。その一つの象徴は「教学の浸透を第一歩とした」関西での激闘だった。
目次
第1章 教学なき敗北を超えて―御書の誕生
第2章 「身で読む」喜びを知る―研鑽の大波
第3章 「関西の戦い」の第一歩―法華経と御書(1)
第4章 仏とは女性部の「忍辱の心」―法華経と御書(2)
第5章 幸福を数え、増やす日々―統監の労作業
第6章 この日を境に“関西は一変”―雨の大阪球場
第7章 男女はきらうべからず―女性たちの一念
第8章 大変な時ほど、御書を読む―難に立ち向かう