内容説明
新大久保駅のホーム転落事故で、見知らぬ日本人のために命を投げ出した韓国人留学生・李秀賢さん。事故直後、秀賢さんの母が涙とともに綴った手記に「あの日」から20年の両親の歩みを加えた増補新版!
目次
第1章 あふれ出る涙
第2章 永遠の別れ
第3章 心やさしき「モンゲ」―スヒョンの少年時代
第4章 ギターに初恋―高校時代
第5章 「韓日の架け橋」を目指した日々
第6章 息子の遺志を受け継いで
著者等紹介
辛潤賛[シンユンチャン]
故李秀賢(イ・スヒョン)さんの母。1950年生まれ。亡くなった息子の「韓国と日本の架け橋に」との遺志を受け継いで、2002年に日本で学ぶアジア出身の留学生を支援するための奨学金の創設を夫・李盛大(イ・ソンデ)さんとともに提案、「LSH(李秀賢)アジア奨学会」設立の礎を築く。現在、同奨学会の名誉会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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