出版社内容情報
俳人・歌人の久保より江(1884-1941)の波乱万丈の半生を、名筆家・出久根達郎が情緒豊かに描いた長編小説!漱石センセに恋い焦がれた少女時代、漱石の妻・鏡子との奇妙な絆、正岡子規から学
んだ俳句、そして生涯の伴侶・久保猪之吉との出会い──。
「センセ」はどんな人なのか? 鏡子夫人は本当に「悪妻」だったのか?
より江から見た、知られざる「夏目漱石」がここにある!
松山に住む美少女が、漱石、鏡子、子規、高浜虚子、柳原白蓮らとの出会いや別れを通して、やがて大人の女性へと変貌を遂げていく。
出久根達郎[デクネタツロウ]
著・文・その他
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