内容説明
日常生活の中の何気ないひとコマを、“愛ある毒”をスパイスに、ドラマとして鮮やかに切り取ってみせてくれる52編の痛快エッセイ。辛口華麗、愛情濃厚―。著者特有の「歯に衣着せぬ」筆致は、深い慈愛に満ち溢れているからこそ、読む者の心にストレートに響く。読めば、スカッと爽快!私たちが日ごろ忘れてしまいがちな大切なもの・ことを思い出させてくれる。
目次
第1章 イヌという名の猫(度を越えた孫自慢;九歳の大人 ほか)
第2章 真冬の冷やし中華(南部鉄器のスゝメ;醜い親子 ほか)
第3章 最強最高の老後(先生の器;「踊り子号」の男 ほか)
第4章 男も女も横綱も(男も女も横綱も 強さより深さ;プロレス都市・仙台 ほか)
第5章 闇に見えるもの(公衆電話の四季;仙台市民のあたたかさ ほか)
著者等紹介
内館牧子[ウチダテマキコ]
1948年秋田県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。三菱重工業に入社後、13年半のOL生活を経て、88年に脚本家デビュー。93年橋田賞大賞、2011年モンテカルロ・テレビ祭で最優秀作品賞など三冠を受賞。大の好角家としても知られ、00年9月より女性初の横綱審議委員会審議委員に就任し、10年1月任期満了により同委員退任。06年東北大学大学院文学研究科で、論文「大相撲の宗教学的考察―土俵という聖域」で修士号取得。05年より同大学相撲部監督に就任し、現在総監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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香菜子(かなこ・Kanako)
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千頼
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