内容説明
文豪のメッセージが貴方の人生をより深く、豊かにする!『超訳ニーチェの言葉』の著者が新たに放つ賢者の201の箴言。
目次
1 自己と向き合う(自分で漕ぐ;独自の方法 ほか)
2 他者とつながる(悩む人へ;欠点と個性 ほか)
3 創造的に生きる(未だ見ぬ自分へ;誤解 ほか)
4 世界をつかむ(人間の敵;急場の信仰 ほか)
著者等紹介
白取春彦[シラトリハルヒコ]
1954年、青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説や論評の明快さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くみ
19
図書館で見かけて手に取りました。生涯を通じて精力的に仕事をし恋愛をしたゲーテ。きらびやかで楽天的なイメージがありました。しかし、この本でチョイスされている言葉を読んでると、彼の深い洞察と意識的な向上心を土壌にもつ明るさだったんだろうなあと思うようになりました。前向きな一言にも重みがあり、響きます。現状を客観的に捉える冷静さとそこから目標をたてる積極性。そして行動を促進させる言葉の数々にインスパイアされる。海外作品読んでいて度々出てくる「敬虔」の意味に触れることもでき、その奥深さに目が覚めます。2019/03/31
陽子
18
この本は、すごい!宝石のような人生応援のような201の言葉の数々。叱咤激励されます。詩だけではなく色々な方への手紙からの珠玉の言葉もたくさん。ゲーテという人が特別な雲の上の人ではなく隣にいて語りかけられているような気持ちがした。文学だけではなく、分野問わずに万能な人だったこともわかったが、偽りや媚びへつらいなく真摯な自分の生き方に徹していて、偏りなく物事を見つめた偉人だと思った。高校時代に詩を読んでいた頃のイメージとは、また年月の経過で感じ方が変わるものだと知った。図書館本だが、自分用にも欲しくなった。2019/03/20
Takeshi Nakajima
1
じっくり噛み締めるように考えると深い言葉が多かったです。2021/12/24
moon
1
心が清められる1冊🌿2020/03/09
サト
0
抜き出された言葉は導入として手頃で、原典を読み背景を理解したいと感じた。2021/03/20