天秀尼の生涯―豊臣家最後の姫

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天秀尼の生涯―豊臣家最後の姫

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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267020797
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大坂城落城――落ち延びた泰姫の知られざる境涯
縁切寺・東慶寺中興の祖、天秀尼の驚愕の運命をたどる慶長20年(1615年)5月、大坂城落城――。
豊臣氏が滅亡したかに思われたが、じつは7歳の泰姫[やすひめ]が落ち延びていた。この泰姫(のちの天秀尼[てんしゅうに])が宿命を使命にかえて生きていく知られざる姿を、豊臣家、徳川家などの歴史背景になぞって綴る。

三池純正[ミイケヨシマサ]
歴史作家。戦国期の歴史の現場を精力的に踏査し、現場からの視点で歴史の定説を見直す作業をすすめている。主な著書に「真説・川中島合戦」「真説・千房の一族真田三代」など

内容説明

大坂城落城によって滅亡した豊臣家―。実は、秀頼の実子泰姫が生き延びていた。泰姫は東慶寺で天秀尼となって仏法に帰依し、封建社会の江戸時代において、虐げられた女性の人権を守り、それを徳川幕府にまで認めさせた先駆者であった。そして、秀頼の実子としての誇りと、義母千姫の愛情を胸に、自身の宿命に真っ向から立ち向かっていった。宿命を使命にかえ、桜花のごとく生きた女性。東慶寺で寺法を守り抜き、女性の人権を守った先駆者、天秀尼の知られざる生涯。

著者等紹介

三池純正[ミイケヨシマサ]
1951年福岡県生まれ。歴史作家。工学院大学工学部卒業。戦国時代の歴史の定説を再検するために、跡地などの現場を緻密に踏査して執筆する手法に高い定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クサバナリスト

8
先月、著者の講演会で最新作として紹介されていたので読んだ。これで著者2冊目だが、なにぶん素人作家(歴史学者ではない)のため、大人の自由研究発表のレベル。著者の勝手な想像の記述が多い。2017/03/29

黒とかげ

1
うーん。まず文章自体が上手くない気がした。読んでいてつっかえるところがある。それと主人公の描写が全体の十分の一くらいしかない……。記録が少ないのかもしれないが。2020/08/30

ココア7

0
豊臣の子孫が、鎌倉にいたなんて。思わす東慶寺へ。2017/05/26

HIMEば~ば

0
豊臣家最後の姫である豊臣秀頼の娘、泰姫のち天秀尼の 生涯。昨年NHKで『真田丸』を見ていたからとてもよく歴史が わかり面白かった。2017/04/02

好奇心

0
天秀尼、秀頼の遺児の一人で兄の国松は男であることから徳川方から命を絶たれた、武家の定めと言って仕方ない千姫の嘆願を含め助けられ、彼女の養女となり鎌倉の東慶寺に落飾して尼となった、女性の駆け込み寺としての役割を果たした彼女の貢献度は高いのでは、駆け込み寺としての役割は明治維新まで続き、住職をも務めた東慶寺は千姫と彼女の力で大寺として栄えた、寺の一部の建物は千姫の弟である忠長の屋敷を移築したとか何かの因縁であろうか、義理の親子として平和の世で一緒に過ごしたかったのではないか?天秀尼 を持って豊臣の正統な血筋?2021/01/06

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