内容説明
何かあるとすぐにネットで検索。止まらないネットサーフィンで、気づくと1時間。LINEの既読が気になって仕方がない…ネット漬けの日常から逃走し、「自分」を取り戻す。芥川賞作家によるネット社会批判。
目次
いまこそスマホ断食を
私の思い出はスマホには収まらない
データに分解された私を誰かが見ている
ネット社会の匿名性
ネットでは「盗み」は知的作業なのか
自己愛が「祭り化」で加速する
「見られたい」という欲望
ネット動画とのつきあい方
ネットが人を萎縮させる
紙の本が思考を鍛える
スマホから逃れて自分を取り戻す
著者等紹介
藤原智美[フジワラトモミ]
1955年、福岡県生まれ。92年、『運転士』で107回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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