内容説明
混迷する現代社会をどう生きればいいのか。山積する難局をいかに乗り越えればいいのか。稀代の碩学が、日本人の進むべき道をわかりやすく照らし出す、「山崎文明論」の真骨頂!
目次
第1章 「予測困難な時代」を生きる(抜本的「教育改革」のすすめ;人生の複線化計画 ほか)
第2章 過去から“今”を照射する―二〇一二~一三年(エネルギー政策の過程と想像力;民自公「三党合意」の歴史的な意味 ほか)
第3章 ポピュリズムとナショナリズム―二〇一四年(原発問題にもっと異説と論争を;「特定秘密保護法」の意味するもの ほか)
第4章 これが日本人の生きる道―二〇一五~一六年(あらためて道徳の教科化を考える;若者の労働観の抜本的な転換を ほか)
第5章 リズムの流れに乗せられて(「地方創生」と文化の力;即かず離れずの文化伝承 ほか)
著者等紹介
山崎正和[ヤマザキマサカズ]
1934年京都府生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。同大学院美学美術史学専攻博士課程修了。関西大学教授、米コロンビア大学客員教授、大阪大学教授、東亜大学学長などを歴任。大阪大学名誉教授。また、サントリー文化財団副理事長として、創設以来財団をリードしてきた。紫綬褒章ならびに日本芸術院賞・恩賜賞受賞。文化功労者。日本芸術院会員。著書に、『世阿弥』(岸田國士戯曲賞)、『鴎外戦う家長』(読売文学賞)、『病みあがりのアメリカ』(毎日出版文化賞)、『柔らかい個人主義の誕生』(吉野作造賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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